04/29
2024
Mon
旧暦:3月21日 大安 癸 
社会・全般
2022年11月12日(土)9:00

市新型コロナ 感染状況は下げ止まり/宮古保健所・木村所長

今冬、インフル同時流行懸念/「拡大防止へワクチン接種を」

 

市内の新型コロナウイルス感染状況について説明する木村所長=11日、宮古保健所

市内の新型コロナウイルス感染状況について説明する木村所長=11日、宮古保健所

宮古保健所の木村太一所長は11日、市内の新型コロナウイルス感染状況や今後の見通しについて宮古毎日新聞社の取材に応じた。この中で、市内の感染状況について、現在は下げ止まりとの見解を示した。12月~2月にかけての今冬についてはインフルエンザとコロナ(オミクロン株)の同時流行が懸念されるとし「感染拡大を防止するためにもインフルエンザのワクチンと、コロナワクチン接種後から時間が経過している人は接種してほしい」などと呼び掛けた。

新型コロナウイルス感染症については9月26日から全数把握の見直しを実施しており、今回の見直しによって詳細な届け出の対象が▽65歳以上▽入院が必要な感染者▽重症者リスクがあり治療薬の投与が必要な感染者▽妊婦―に限定されている。

全数把握の見直し後の感染状況について「届け出の対象は今週は1週間当たり18人。見直しされた週は1週間当たり約70人だったので下げ止まり状態となっている。しかし、昨年の今ごろはゼロだったので、見直しがあってもゼロにはなっていない状況。以前から見れば感染者数が少なく見えるが、推測では届け出対象の4~5倍くらいの感染者がいると考えられる。宮古島では週に100人前後ほどは感染者がいると思われる」と説明した。

木村所長は「宮古の流行状況は下げ止まっている感じで週に20人前後。年齢層は若い子どもや親世代で見られる。高齢者施設も報告はあるがピークよりは少なくなっている小康状態だと思う。施設は少し増えている懸念がある」と強調した。

感染拡大を防止するためには「高齢者に感染を拡大させないような視点からも個人個人の感染防止対策がより重要になる。冬に感染拡大するのは換気が不十分になるためなので換気対策を。また、大人数での飲食(忘年会など)は一堂に集まるのではなく、小分けするなどの対策をしてほしい。またワクチンの接種を最新の状態にしておく。インフルエンザが同時流行する可能性もあるため、積極的にインフルエンザワクチンも接種してほしい」と呼び掛けた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月28日(日)9:00
9:00

7269人が地下ダム学ぶ/23年度資料館来館者数

市地下ダム資料館(城辺福里)のまとめによると2023年度来館者数は7269人で、前年度の6706人と比べて563人増加した。新型コロナウイルス感染症の発生以前の19年度の来館者7743人と比較すると94%まで回復している。来館者はリピーターが多く、島外に住む市…

2024年4月28日(日)9:00
9:00

成田-下地島が運航再開/ジェットスター

ジェットスター・ジャパン(GK)は27日、成田-下地島路線の運航を再開した。昨年10月に運休して以来約6カ月ぶり。使用機材はエアバスA320。運賃は片道7490円~5万1390円。再開初日は大型連休スタートとあって多くの観光客らが下地島空港に降り立った。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!