05/07
2024
Tue
旧暦:3月29日 先勝 辛 
社会・全般
2022年11月19日(土)8:59

下地島空港線 新道路へ切り替え完了

直線化で安全性確保/長山港入り口前
90度の急カーブ解消

 

旧道路側にパイロンが並べられ、新道路に切り替えた=18日、伊良部池間添

旧道路側にパイロンが並べられ、新道路に切り替えた=18日、伊良部池間添

伊良部池間添の長山港入り口前の平良下地島空港線改良工事について、県宮古土木事務所は18日、新道路を暫定供用開始した。急カーブを回避するために内陸部に直線道路を整備し、安全性を確保した。同事務所道路整備班は「暫定供用開始したが、残工事がある。引き続き理解と協力をお願いしたい」と呼び掛けた。

新道路への切り替え作業は午前9時に実施された。一時的に車両通行を止め、パイロンなどで旧道路側をふさいだ。作業は混乱なく、無事に終了した。

旧道路の長山港前はほぼ90度の急カーブがあった。伊良部大橋、渡口の浜方面のいずれから進行しても下り坂で、速度が出やすい道路構造のため、通行上危険な箇所とされていた。

平良下地島空港線は、2015年1月に伊良部大橋が開通して以降、南側の集落や渡口の浜、下地島に向かう際の主要道路として多くの市民、観光客らが利用し交通量が急増している。

同改良工事は総事業費が約3億円。整備されている直線の新道路部分は延長約400㍍、幅員は基本12㍍で長山港に出入りする交差点部分などが15㍍となっている。

工事は2021年11月の契約後に着手された。今年4月からは現道路と新道路を接続する3カ所の工事が行われていた。

新道路に切り替え後は、歩道や側溝などの工事が実施される。旧道路は残されるが、新道路の歩道によって遮断される形になる。

宮古土木事務所が担当する事業区間は、伊良部大橋の伊良部側取り付け部分付近から下地島空港までの約7・7㌔。長山港前の新道路供用開始後は、道路の拡幅工事など整備を順次進めていくとしている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年5月7日(火)9:00
9:00

宮古馬、ビーチで啓蒙活動/観光客らに事故防止呼び掛け

下地与那覇の前浜ビーチで5日、宮古馬を同伴した水難事故防止活動が行われた。宮古島署地域課、市地域振興課の職員ほか、宮古馬2頭、馬の飼育員が参加し、観光客や市民にライフジャケットの適正着用などが記されたガイドブックを配布して海での事故防止を呼び掛けた。

2024年5月7日(火)9:00
9:00

「 また絶対来たい 」/思い出とともに帰路へ

連休最終日・宮古空港 最大10連休となった今年の大型連休は6日、最終日を迎え、宮古空港はUターンラッシュのピークとなった。南国の自然を満喫した観光客や里帰りした人たちが、大きな荷物と思い出を土産に帰路に就いた。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!