05/06
2024
Mon
旧暦:3月28日 赤口 庚 
スポーツ
2022年12月3日(土)8:59

堂安活躍、宮古も大興奮/劇的同点弾に”ズミ”

未明の観戦、テレビにくぎ付け/W杯サッカー

 

日本対スペイン戦の後半、同点ゴールを決め喜ぶ堂安選手=1日、ドーハ(時事)

日本対スペイン戦の後半、同点ゴールを決め喜ぶ堂安選手=1日、ドーハ(時事)

またも空気をがらりと変えてみせた。後半開始から投入された堂安律選手だ。3分、相手GKにボールを蹴らせ、味方の選手が競ったこぼれ球を右サイドで収めた。日本時間の2日午前4時から行われたサッカーワールドカップ(W杯)カタール大会の日本対スペイン戦。堂安選手の劇的な同点弾は、祖父の出身地・伊良部島や各家庭、職場などで持ち切りだった。

伊良部字伊良部に住む堂安選手の祖母・漢那道子さんと父がきょうだいの久貝仁美さんは「日本代表の命運を決める試合で、ゴールを決められて本当に良かった」とほっとした様子。「(律の)兄2人に『宮古からみんなで応援しているよ』と伝えてもらった。けがをしないで、次の試合も律らしく頑張ってほしい」とエールを送った。

50代の男性会社員は、午前4時の試合開始と同時にテレビにくぎ付けだったという。「前半はスペインの攻撃だけが目立ち『やはりダメか』と思ったけど、後半に堂安選手が出てきた途端に流れが変わった」と興奮ぎみ。「祖父は伊良部島出身ということを聞いてから、今まで以上に応援に熱がこもった」と話した。

「寝不足だが、仕事にも頑張れる。同僚たちとも堂安選手の話題で盛り上がった」とうれしそうだった。

堂安選手は試合後のインタビューで「まだ歴史を塗り替えたわけじゃないが、大きな壁を乗り越えた。(同点ゴールは)あそこは俺のコース。絶対に打ってやると決めていた。これで初戦(ドイツ戦)が奇跡じゃなくて、必然で勝ったと思ってもらえる。きょうはみんなで喜んで、あすから切り替えたい」。チームが目標に掲げる8強入りを懸けた戦いへ意気込みを示した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年5月3日(金)9:00
9:00

各施設で子供無料、半額 大型連休きょうから後半

児童福祉週間 きょう3日から大型連休の後半がスタートする。6日まで4連休となり、各空港は混雑するほか、島内各地の行楽地では観光客に加えて地元の家族連れらでにぎわいそうだ。 厚生労働省では、子どもや家庭、子どもの健やかな成長について国民全体で考えることを目的に毎…

2024年5月3日(金)9:00
9:00

大輪の花で歓迎/観光客の撮影スポットに

下地のヒマワリ 国道390号の与那覇湾上地護岸沿いに植えられたヒマワリの花が咲き誇り、通りを行き来する観光客の目を楽しませている。初夏の青空が広がった1日午後、心地よい風に揺れる黄色の大輪の花に誘われて、多くの観光客がヒマワリと一緒に記念撮影をする光景が広がっ…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!