12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
農林・水産業
2022年12月10日(土)8:59

宮古製糖 城辺工場で操業始まる/22-23年産キビ

11万4800㌧の搬入見込む/初日平均糖度は13・57度

 

コンベヤーにサトウキビを投げ入れ、安全操業を願った=9日、宮古製糖城辺工場

コンベヤーにサトウキビを投げ入れ、安全操業を願った=9日、宮古製糖城辺工場

宮古製糖城辺工場で9日、2022-23年産サトウキビの製糖操業が前日の伊良部工場に続いて始まった。今期の原料搬入量は前期より3500㌧少ない11万4837㌧を見込んでいる。初日の平均糖度は13・57度で基準糖度帯をクリアした。操業開始式があり、渡久山和男社長や関係者が期間中の安全操業を祈願した。

同多良間工場は20日、沖縄製糖は15日に操業開始する。前期に引き続き今期も地区内4工場とも年内操業となる。

城辺工場の初日の原料搬入量は143㌧。平均糖度は13・57度、最高は15・9度、最低は10・0度。原料は基準糖度帯(13・1~14・3度)が61㌧と全体の42・64%だった。基準帯以上は27・96%の40㌧、基準帯以下は29・40%の42㌧だった。操業終了は来年3月中旬を予定している。

渡久山社長は「今期の生産量を11万4837㌧と予想し、3月中旬に終了できればと計画している。台風11、12号の影響があったが、生育は十分に回復している。糖度が1度ほど低い状況だが、天候次第で上昇する」と期待、しかし「雨の影響で今のところ原料搬入状況が厳しい。圧搾開始は13日か14日になるだろう」と話した。

伊川秀樹副市長は「農家所得向上のため、関係機関と連携して取り組みたい」と述べた。県宮古農林水産振興センターの砂川喜信所長(代読)もあいさつした。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!