12/15
2025
Mon
旧暦:10月25日 仏滅 丁 
産業・経済
2022年12月16日(金)8:59

沖糖が製糖操業開始/22-23年期サトウキビ

初日の平均糖度13・34度/1万トン減13万6000トン見込む

 

沖縄製糖の22-23年期製糖操業が始まった=15日、下地上地

沖縄製糖の22-23年期製糖操業が始まった=15日、下地上地

沖縄製糖宮古工場は15日、2022-23年期サトウキビの製糖操業を開始した。初日に搬入された原料(サトウキビ)の平均糖度は13・34度で基準帯をクリアした。長雨でハーベスター収穫が進まず、初日の原料搬入は587トンだった。今期の生産量は、生育旺盛期に天候が干ばつ気味で特に株出しに影響があり、前期比約1万トン減の13万6000トンを見込んでいる。

初日は587トンの原料が搬入された。ほぼ手刈りによる原料。平均糖度は13・34度、最高は15・5度、最低は10・4度だった。原料の223トン(38・08%)が基準糖度(13・1~14・3度)内、基準以上が121トン(20・60%)、基準以下が242トン(41・32%)で、約6割が基準帯をクリアした。

天候不順で原料確保に不安があることから、圧搾開始は予定をずらし17日からになる。操業期間は来年3月中旬までの約90日間を予定している。

操業開始にあたり仲里典和工場長は「天候に恵まれて、操業がスムーズに進むことを願っている」と話した。前期は長雨で気象条件に恵まれず123日間という長期に及んだ。

地区内では宮古製糖伊良部工場が8日、同城辺工場が9日に操業を始め、同多良間工場は20日開始を予定している。地区内4工場がそろって2期連続で年内操業になる。

地区内の生産量は沖糖が前期比約1万トン減の13万6000トン、宮糖城辺工場が約3500トン減の11万4800トン、同伊良部工場が約4000トン減の6万1300トン、同多良間工場が約1万トン減の3万3300トンを見込んでおり、地区全体では約2万8000トン減の33万5400トンが予想されている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月14日(日)9:00
9:00

新部長に野中さん選出/観光協青年部が臨時総会

宮古島観光協会青年部(西村貴宏部長)は13日、市内の飲食店で臨時総会を開催し、第代青年部長の選出を承認した。新部長には、たびのホテルlit宮古島支配人の野中泰斗さん(44)を選出した。

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!