04/28
2024
Sun
旧暦:3月19日 先負 辛 
社会・全般 観光関係
2023年1月7日(土)8:59

海の安全に決意新た/宮古島海保

気迫こもった訓練披露/初の「海の出初式」実施

 

「はりみず」から救助船への移動を想定した渡過訓練などに取り組む潜水士たち。右奥はパトロールに出港する「ともり」=6日、平良港第4埠頭

「はりみず」から救助船への移動を想定した渡過訓練などに取り組む潜水士たち。右奥はパトロールに出港する「ともり」=6日、平良港第4埠頭

宮古島海上保安部(福本拓也部長)は6日、同部初の「海の出初式」を平良港第4埠頭(ふとう)で行った。同部職員ら総勢約40人が参加し、潜水士4人が気迫のこもった訓練を披露するなど宮古の海の安全、安心に向けた取り組みを誓った。

訓示を行った福本部長は「海上保安庁の基本精神である正義仁愛を常に意識し、自覚と使命感をもって業務を遂行することを再認識していただきたい」と強調した。

さらに、世界情勢が目まぐるしく変わり飛躍的な体制増強がなされる中でも、ガジュマルの太い幹のごとく正義仁愛の精神を根幹に持つことは変わらないとした上で「今年も大空を羽ばたくサシバのように、広い宮古島の海域を日々パトロールし、不測の事態に備え日々訓練していくことを、新年を迎え決意を新たにしてほしい」と呼び掛けた。

続いて巡視船「はりみず」の潜水士4人が「ウサギのようにぴょんぴょんと大躍進の年にしたい」「宮古の海は俺が守る」などと新年の抱負を述べた後、水面から5㍍弱という船首からの「飛び込み訓練」、50㍍を往復する「ドルフィン訓練」、船首にロープで登る「登はん訓練」などに取り組んだ。

訓練後、年男の川島優太さん(23)は「年初の訓練で身の引き締まる思い。気持ちを新たに成長していける年にしたい。潜水士4人でどんな事案にも対応し、多くの人を救助したい」と決意を語った。

巡視船「ともり」は宮古島周辺海域をパトロールした。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月21日(日)8:54
8:54

「宮古横丁」がプレオープン/観光スポットに期待

ホテルアートアベニュー 平良西里にあるホテルアートアベニュー(旧ホテル共和別館)の1階に、タイ料理など7店舗が入る「宮古横丁」が19日、プレオープンした。経済団体や観光団体など関係者らが盛大に開業を祝った。

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!