12/06
2025
Sat
旧暦:10月17日 友引 己 
教育・文化
2023年1月29日(日)8:59

仲里さんら3組「豊見親賞」/宮古地区中文連

中学生が民謡、漫才披露/方言お話パフォーマンス大会

 

豊見親賞に輝いた皆さん。(左から)渡真利さん、仲里さん、田名さん、福原さん、平良さん=28日、市未来創造センター多目的ホール

豊見親賞に輝いた皆さん。(左から)渡真利さん、仲里さん、田名さん、福原さん、平良さん=28日、市未来創造センター多目的ホール

第12回方言お話パフォーマンス大会(主催・宮古地区中学校文化連盟)が28日、市未来創造センター多目的ホールで行われた。中学生が宮古方言で民謡や漫才などを披露。審査の結果、最優秀賞に当たる「豊見親賞」には、仲里奏音さん(平良3年)ら3組が選ばれた。

大会は、第28回宮古地区中学校総合文化祭の一環。新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催となった。

宮古民謡、お話、パフォーマンスの3部門に市内6校から8組が出演し、地域に伝わる方言で練習してきた成果を発表した。

宮古民謡部門の豊見親賞に輝いた仲里さんは、伸びやかな歌声と三線演奏で「酒田川」を披露し、観衆を魅了。「練習に時間を割けなかったが、豊見親賞が取れてうれしい。聞いてくれる人が、きれいだと感じてもらえるよう歌った。これからも三線や民謡を頑張りたい」と喜んだ。

お話部門の豊見親賞を獲得した渡真利鈴華さん(上野2年)は「おばあと犬」を発表。おばあと飼い犬の関係を、身振り手振りを交えながら方言で表現した。

渡真利さんは「練習期間が短かく不安もあったが、本番の発表が一番良かった。楽しむことができた。豊見親賞をおばあに自慢がしたい。これを機に方言でおばあと話せるようになりたい」と笑顔で話した。

パフォーマンス部門の豊見親賞に選ばれたのは城東中3年の田名右京さん、平良昂三郎さん、福原叶夢さん。お笑い芸人「ミルクボーイ」の定番漫才ネタを「サタパンビン」に置き換え、笑いを誘った。

メンバーを代表して平良さんは「練習した成果が出せて良かった。方言ネタは初めてだったが、方言を知るきっかけになった。おじい、おばあと方言で話してみたいと思うようになった」と語った。

大会には漢那諒君(伊良部島小4年)がゲストで参加し、豪快なカツオの一本釣りの様子を表現して、大きな拍手を浴びた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!