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社会・全般
2023年2月2日(木)9:00

1月の発生届けは253人/市新型コロナ

過去3カ月で最多に/前半増加も後半減少傾向に

 

グラフ_新型コロナの11月~1月陽性者数推移

グラフ_新型コロナの11月~1月陽性者数推移

1月の1カ月間に宮古島市で新型コロナウイルスに感染したとの発生届けがあった人数は253人となり、208人だった12月を45人、148人だった11月を105人上回り、過去3カ月で最多となった。1月は最初の9日間で届け出人数が100人に達し感染の急拡大が懸念されたが、その後、届け出人数の大幅な増加は見られず、月の後半からは減少傾向となっている。

1月の1日当たりの発生届け人数は、5日に20人に達すると、その日から11日連続で2桁台が続き、1日から15日までの合計は184人となり、11月1カ月の合計を上回る多さとなった。1日の届け出人数が最も多かったのは24人だった7日で、5日と7日の2日間が20人台となった。

感染の拡大状況を踏まえ、県は1月12日に新型コロナウイルス感染症対策本部で、同14日から2月12日までを「感染拡大を抑制し社会経済活動を継続するための対策期間」とすることを決定。県全域を対象区域として県民や事業者に対し、ワクチン接種や「3密」の回避、大人数・長時間での集まりや症状がある場合の外出の自粛など、感染対策や感染への備えへの協力を要請した。

その後、1月の後半になると宮古島市での発生届け人数は減少傾向に。17日に14人、19日に11人など10人を超える日はあったものの多くの日が1桁台となり、22、29、30の3日間は届け出は0人だった。16日から31日までの届け出人数は合計で69人となり、1月前半の4割程度にとどまった。

県全体でも新規感染者数は減少傾向が見られ、県保健医療部の宮里義久感染対策統括監は1月30日、県内の状況について「第8波のピークは越え減少傾向にある」との認識を表明。その上で「入院者数や病床使用率は若干改善しているが、季節性インフルエンザが流行しており、引き続き医療機関の状況は注視する必要がある」との考えを示した。


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