12/06
2025
Sat
旧暦:10月17日 友引 己 
教育・文化
2023年3月28日(火)8:59

指導者門下生、弦楽器の音色響かす/全国から200人集い演奏

10年ぶり宮古島開催/JASTAコンサート

 

10年ぶりの宮古島開催に多くの観客が来場した=26日、JTAドーム宮古島

10年ぶりの宮古島開催に多くの観客が来場した=26日、JTAドーム宮古島

日本弦楽指導者協会(JASTA)全国大会コンサート「JASTA STRING FESTIVAL 2023」が26日、JTAドーム宮古島で開催され、全国から集まった弦楽指導者や門下生約200人が出演し、弦楽器の音色を響かせた。会場には多くの市民や観光客、関係者が詰め掛け、次々と繰り広げられる演奏を堪能した。

同協会は毎年、全国各地でコンサートを開いていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で2年間休止しており、3年ぶりの開催。宮古島での開催は10年ぶりとなる。

コンサートは8部構成で、初級合奏A、同B、アンサンブル、チェロ合奏、中級合奏A、同B、上級合奏、大合奏と続いた。スタートの初級合奏Aでは多くの子供たちも演奏に加わり、フランス民謡の「キラキラ星変奏曲」でコンサートの雰囲気を盛り上げた。中級合奏Aではヴィヴァルディの「4つのヴァイオリンのための協奏曲」を6人の演奏家が独奏した。

協会理事で全国大会の天野誠実行委員長は「私たちは音楽に携わる者として子供たちが本来持っている強く生きる力をこの島の子供たちが皆、縦横無尽に使いこなしている姿から大きな救いを感じた。ステージ上の子供たち、聴きに来てくれた子供たちの心の中に新しい芽が生まれれば本当にうれしく思う」とあいさつした。

協会の深山尚久会長は3年ぶりの全国大会コンサートの開催を喜び、「音楽を心から愛し、弦楽器を通して一人でも多くの子供たちに心の豊かさを感じ取ってもらおうという熱意の表れが、ここに実現した」と寄せた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!