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産業・経済 農林・水産業
2023年5月19日(金)8:58

過去最高の「大福牛」誕生/農業組合法人ピンフ

「A5」の枝肉531㌔、188万円に

 

過去最高の重量と価格となった「ふく2の111号」の枝肉=16日、食肉センター

過去最高の重量と価格となった「ふく2の111号」の枝肉=16日、食肉センター

大福牧場で牛の生産、肥育を行っている農業組合法人ピンフ(與那城達理事長)が肥育したA5ランクの大福牛「ふく2の111号」(雌)が、これまでの水準を大きく超える過去最高の枝肉重量と価格を更新した。優秀な肥育牛の育成成功に関係者も喜び、今後の「大福牛」のブランドイメージ向上に期待が高まっている。

「ふく2の111号」は、生体時の体重は約850㌔で、大福牛の平均的な約750㌔よりも100㌔ほど重かった。

通常、A5ランクの大福牛の枝肉だと、平均450㌔くらいだが「ふく2の111号」の枝肉重量は531・5㌔で平均を大きく上回っている。それに伴って販売金額も過去最高の1頭で188万円となった。


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