05/02
2024
Thu
旧暦:3月24日 友引 丙 
社会・全般
2023年5月31日(水)8:59

美しい島いつまでも/「ごみゼロ大作戦!」

官民一斉ごみ拾い/キレイにし隊 継続開催に決意

 

座喜味市長(左)も率先して清掃活動に参加。市役所周辺のごみや雑草を拾い集めた=30日、市役所周辺

座喜味市長(左)も率先して清掃活動に参加。市役所周辺のごみや雑草を拾い集めた=30日、市役所周辺

5月30日の「ごみゼロの日」に合わせた「島内ごみゼロ大作戦!」(主催・宮古の海をキレイにし隊)が同日、島内全域で行われた。時間を設定せず、通勤・通学中、勤務中、放課後、仕事後、クラブ活動中など、市民一人一人ができる時間帯で身近な場所のごみを拾い集めた。市によると、約600人が事前申請し、午後3時時点で約500袋分のごみを拾い集めた。

「ごみゼロの日」では、これまでも各地でさまざまな取り組みが行われてきたが、今回のように島内全域で一斉にごみ拾いを実施するのは初めて。

この活動を主催する同隊の取り組みに賛同した市が全面協力する形で実現した。

市役所の市民広場で開催された出発式で、同隊の井上美香隊長は「世界中の人がうらやむほどの美しい海に囲まれた島だからこそ、そこに住む私たちの手で美しくしたいとの思いで企画した。今回は市の協力を得て、この活動が実施できることをうれしく思う。ぜひ、この取り組みが今後も継続されて、みんなの手で宮古島を『かぎすま』にしていこう」とあいさつした。

座喜味一幸市長は「今回、宮古でごみゼロを目指そうとの動きにうねりが出てきた。その思いを行政も受け止めてこの取り組みが実現した。宮古の海や自然がいつまでも美しいと言われるためにもこの活動を継続する必要がある。そのために行政もバックアップしていきたい」と決意を示した。

台風2号が接近しているということもあり、海岸での活動は後日行うこととなり、参加者に対しては「無理せず自分のペースで危険な場所には立ち寄らないでほしい」と訴えた。

また、ごみ拾いの様子を写真に収め、SNSに「♯島内ごみゼロ大作戦」を付けて投稿することも呼び掛けられた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月28日(日)9:00
9:00

7269人が地下ダム学ぶ/23年度資料館来館者数

市地下ダム資料館(城辺福里)のまとめによると2023年度来館者数は7269人で、前年度の6706人と比べて563人増加した。新型コロナウイルス感染症の発生以前の19年度の来館者7743人と比較すると94%まで回復している。来館者はリピーターが多く、島外に住む市…

2024年4月28日(日)9:00
9:00

成田-下地島が運航再開/ジェットスター

ジェットスター・ジャパン(GK)は27日、成田-下地島路線の運航を再開した。昨年10月に運休して以来約6カ月ぶり。使用機材はエアバスA320。運賃は片道7490円~5万1390円。再開初日は大型連休スタートとあって多くの観光客らが下地島空港に降り立った。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!