12/06
2025
Sat
旧暦:10月17日 友引 己 
教育・文化
2023年8月11日(金)9:00

4年ぶりに台湾国際交流―下地中/5泊6日で異文化体験

参加生徒、関係者が出発式

 

台湾国際交流に出発する下地中の生徒たちと関係者=10日、宮古空港

台湾国際交流に出発する下地中の生徒たちと関係者=10日、宮古空港

下地中学校(狩俣典昭校長)の第19回台湾国際交流の出発式が10日、宮古空港で行われ、参加する生徒7人と随行する学校関係者ら4人が4年ぶりの訪問と、さらなる交流促進に向け決意を示した。

下地中の台湾との交流は1999年から始まった。新型コロナウイルス感染症の影響で最近は訪問しての交流は中断していたが、今回4年ぶりに再開された。

交流団は5泊6日のホームステイをしながら、台湾観光で異文化を体験したり、姉妹校の漢口國民中学を訪問したりして両校の絆を深める。

出発式で狩俣校長は「伝統ある台湾交流事業がこうして行えることをうれしく思う。参加する生徒たちはこうした機会をつくってくれた保護者に感謝の気持ちを持ちながら、これまで以上に台湾への好奇心と探求心を大いに発揮して見聞を広めてほしい」と激励した。

生徒を代表して古波蔵さくらさん(3年)は「常に感謝の気持ちを持ちながら、台湾の歴史、文化、言語など、現地でしか学べないことをたくさん吸収してきたい」と決意を示した。

保護者を代表して日比野有希子さんは「これから進路を決めるタイミングでこうした体験をすることはありがたいこと。この経験はこれからの人生に大きく影響すると思う。怖がらずにいろいろなことに挑戦し楽しんできてほしい」と話した。

そのほか、激励に訪れた大城裕子教育長も「台湾では誇りを持って宮古島のこと、下地中のことを自分自身の言葉で堂々と伝えてきてほしい。一回り成長した皆さんと再会することを楽しみにしている」とあいさつした。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!