12/06
2025
Sat
旧暦:10月17日 友引 己 
教育・文化
2023年8月18日(金)8:59

サマーキャンプ開始/長榮大、明学大

島の文化、歴史学ぶ/児童生徒との交流も

 

2回目の「クロスボーダーサマーキャンプ」に参加する長榮大学と明治学院大学の学生ら=17日、市役所

2回目の「クロスボーダーサマーキャンプ」に参加する長榮大学と明治学院大学の学生ら=17日、市役所

長榮大学(台南市)と明治学院大学(本部・東京)は17日から宮古島市で「クロスボーダーサマーキャンプ」をスタートさせた。両大学の学生らが25日まで滞在し、講義や調査・研究、体験学習などに取り組む。島の文化や歴史も学ぶほか、下地島空港などの見学、狩俣の児童や生徒との交流会も予定されている。

長榮大学は台湾南部の台南市にあるキリスト教系の総合大学で、学生数は約1万人。海外に国際協力校があり、沖縄の大学では沖縄キリスト教学院大学と提携している。

市は長榮大学と国際関係を推進することを目的にした覚書を締結している。サマーキャンプは同覚書に沿ったもので、今回で2回目。新型コロナウイルス感染症の影響で4年ぶりの開催。サマーキャンプには長榮大学から14人が参加している。

市役所で始業式が行われ、長榮大学の邱靖雅学部長は「皆さんと宮古島で会えたことをうれしく思う。コロナの影響で数年来ることができなかったがやっと来れた。日本語、中国語、英語で交流を深めていきたい」とあいさつした。

久貝順一市企画調整部長は「今回は座学とフィールドワークが多く取り入れられていると聞いている。宮古島市が育んできた独自の文化や豊かな自然環境を体験してほしい。この滞在が皆さんのより良い将来につながることを期待している」と述べた。

明治学院大学の竹尾茂樹教授は「コロナを乗り越えてこうして宮古島で再会できた。プログラムが大成功に終わることを願っている」と話した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!