05/06
2024
Mon
旧暦:3月27日 大安 己 立夏
産業・経済
2013年10月9日(水)9:00

30人で再スタート/市いも生産販売組合

 宮古島市いも生産販売組合(上地雅己組合長)がこのほど、販売計画に基づく安定出荷に向けて再スタートを切った。組合員は約30人となり、前期の約130人から大幅に減少した。8月の総会で継続審議とされていた2013年度活動計画も検討会で決定、最低毎月7㌧、年間84㌧の出荷を目指す。市は農薬への補助を検討。次年度実施に向けて協議を開始した。

 活動計画は1日の検討会で決めた。今期は農家1人当たり約3㌧を出荷。計画的な栽培と集出荷体制を確立し、宮古島産紫イモを安定的に供給する。

 市農政課によると、島外を中心に需要は旺盛だ。安定的な生産体制さえ整えば軌道に乗ると見る。

 1日からは大手コンビニエンスストアが紫イモペーストを使ったスイーツの販売を全国の店舗で開始。期間限定の商品になるが「宮古島産紫イモ」をアピールする絶好の機会となる。

 計画した今期生産量は最低のラインで、需要に応じて調整する。並行して販路の拡大を図る。

 すでに出荷・生産体制は整いつつある。加工場への搬入実績をみると9月は約8㌧が搬入され、ほぼ計画通りの実績となった。

 同課の福里匡課長は「計画的な植え付けと適宜収穫が重要になる」と指摘し、生産計画に基づく紫イモ事業の振興を強調。「次年度以降になるが、害虫を防除するための農薬補助を検討している」と話した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年5月3日(金)9:00
9:00

各施設で子供無料、半額 大型連休きょうから後半

児童福祉週間 きょう3日から大型連休の後半がスタートする。6日まで4連休となり、各空港は混雑するほか、島内各地の行楽地では観光客に加えて地元の家族連れらでにぎわいそうだ。 厚生労働省では、子どもや家庭、子どもの健やかな成長について国民全体で考えることを目的に毎…

2024年5月3日(金)9:00
9:00

大輪の花で歓迎/観光客の撮影スポットに

下地のヒマワリ 国道390号の与那覇湾上地護岸沿いに植えられたヒマワリの花が咲き誇り、通りを行き来する観光客の目を楽しませている。初夏の青空が広がった1日午後、心地よい風に揺れる黄色の大輪の花に誘われて、多くの観光客がヒマワリと一緒に記念撮影をする光景が広がっ…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!