12/15
2025
Mon
旧暦:10月25日 仏滅 丁 
産業・経済
2013年10月9日(水)9:00

30人で再スタート/市いも生産販売組合

 宮古島市いも生産販売組合(上地雅己組合長)がこのほど、販売計画に基づく安定出荷に向けて再スタートを切った。組合員は約30人となり、前期の約130人から大幅に減少した。8月の総会で継続審議とされていた2013年度活動計画も検討会で決定、最低毎月7㌧、年間84㌧の出荷を目指す。市は農薬への補助を検討。次年度実施に向けて協議を開始した。

 活動計画は1日の検討会で決めた。今期は農家1人当たり約3㌧を出荷。計画的な栽培と集出荷体制を確立し、宮古島産紫イモを安定的に供給する。

 市農政課によると、島外を中心に需要は旺盛だ。安定的な生産体制さえ整えば軌道に乗ると見る。

 1日からは大手コンビニエンスストアが紫イモペーストを使ったスイーツの販売を全国の店舗で開始。期間限定の商品になるが「宮古島産紫イモ」をアピールする絶好の機会となる。

 計画した今期生産量は最低のラインで、需要に応じて調整する。並行して販路の拡大を図る。

 すでに出荷・生産体制は整いつつある。加工場への搬入実績をみると9月は約8㌧が搬入され、ほぼ計画通りの実績となった。

 同課の福里匡課長は「計画的な植え付けと適宜収穫が重要になる」と指摘し、生産計画に基づく紫イモ事業の振興を強調。「次年度以降になるが、害虫を防除するための農薬補助を検討している」と話した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月14日(日)9:00
9:00

新部長に野中さん選出/観光協青年部が臨時総会

宮古島観光協会青年部(西村貴宏部長)は13日、市内の飲食店で臨時総会を開催し、第代青年部長の選出を承認した。新部長には、たびのホテルlit宮古島支配人の野中泰斗さん(44)を選出した。

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!