05/08
2024
Wed
旧暦:3月29日 先勝 辛 
産業・経済 社会・全般
2013年10月10日(木)9:00

再来年10月めどに運航/多良間-石垣線

第一航空、村長に計画示す


多良間-石垣線の運航再開に向け意見を交わす伊良皆村長(中央)、西川社長(右)、木田副社長(左)=9日、多良間村役場村長室

多良間-石垣線の運航再開に向け意見を交わす伊良皆村長(中央)、西川社長(右)、木田副社長(左)=9日、多良間村役場村長室

 【多良間】小型航空機などを運航する第一航空(本社大阪)の西川昌伸社長と木田準一副社長は9日、多良間村役場に伊良皆光夫村長を訪ね、航空路線が廃止されていた多良間-石垣線を2015年10月をめどに運航させる計画を示した。9人乗りと19人乗りを併用する予定で、西川社長は「空港内窓口や保安室の利用など、クリアしなければならない問題は多々あるが、1日でも早く運航できるように努めていきたい」と話した。

 多良間島を結ぶ航空路線は現在、宮古島間の1日2往復しか運航されていない。同路線が運航されれば7年ぶりの再開となる。

 多良間-石垣路線は、06年まで琉球エアーコミューター(RAC)が運航していたが、利用者の減少などに伴う収益悪化などを理由に06年3月末に廃止された。

 伊良皆村長は「利用率を高めながら赤字をどう圧縮していくかが課題になるが、石垣に住む郷友の方たちや村民に利用するよう働き掛けたい。第一航空も条件整備をしっかりと整え、継続できるよう努めてほしい」と述べた。

 同路線の再開については、県議会9月定例会一般質問で県企画部の謝花喜一郎部長が「地元市町村と第一航空でつくる検討協議会を発足させたい」と答弁。事業採算性や旅客需要に対応した航空機の確保、運航体制など、課題の解決に向け取り組む考えを示した。

 第一航空は1966年設立。09年に沖縄線に参入し、那覇-粟国線、那覇-沖永良部線、那覇-徳之島線などをそれぞれ運航している。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年5月7日(火)9:00
9:00

宮古馬、ビーチで啓蒙活動/観光客らに事故防止呼び掛け

下地与那覇の前浜ビーチで5日、宮古馬を同伴した水難事故防止活動が行われた。宮古島署地域課、市地域振興課の職員ほか、宮古馬2頭、馬の飼育員が参加し、観光客や市民にライフジャケットの適正着用などが記されたガイドブックを配布して海での事故防止を呼び掛けた。

2024年5月7日(火)9:00
9:00

「 また絶対来たい 」/思い出とともに帰路へ

連休最終日・宮古空港 最大10連休となった今年の大型連休は6日、最終日を迎え、宮古空港はUターンラッシュのピークとなった。南国の自然を満喫した観光客や里帰りした人たちが、大きな荷物と思い出を土産に帰路に就いた。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!