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【特集】2023 新年号
2023年1月1日(日)0:02

亀濱敏夫さん(96歳)世界新記録

「楽しく走る」モット-/マスターズ陸上M95クラス200m

健康の秘訣は毎日の散歩。練習で軽やかな走りをみせる亀濱敏夫さん=市陸上競技場


昨年10月の沖縄マスターズ陸上競技選手権大会のM95(男子95~99歳)クラス200mで、48秒09の世界新記録で優勝した亀濱敏夫さん(96)=平良西里=。同100mでも23秒24のタイムで優勝し2冠を達成。2015年には第36回全日本マスターズ岐阜県大会のM90(90~94歳)クラスで400m、800m、1500mの3種目で世界新記録を更新し優勝したこともある亀濱さんに、活躍を支える健康の秘訣(ひけつ)について聞いた。

亀濱さんの健康を支えているのは、毎日欠かさないという食後の散歩と規則正しい生活だという。

毎朝4時過ぎに起きて新聞を読んでから朝食を食べ休憩を挟んで散歩へ。昼食後は掃除や外出などのんびりと過ごし、夕食を食べて大体午後9時ごろには寝るという。

散歩は、特にコースは決まっておらず、気の向くまま1時間30分~2時間ほど歩いている。「どこを歩くか自宅を出るまで決めていない。その日の気分で歩いている」と語る。

大会では優劣を競うことにはあまりこだわらず、記録も特に意識はせずに気軽に走る。体調万全で出場できればよいと思っているという。

マスターズの仲間と一緒に走ることを楽しむほか、他地域の選手と交流することも楽しんでいる。「いろんなところで交流することが一番大事だ。その後の観光も楽しい」と話す。

本土から宮古に帰郷後、1946年6月から内会別の大会などで走るようになった。「走るのはもちろん、みんなで集まって雑談したり交流したりすることが楽しくてずっと続けている」という。

自身が出場した大会名と記録、順位(多くが上位入賞)を書いた「記録ノート」もモチベーションを上げるツールにしている。

亀濱さんは2023年について、「今年もできるだけ(大会に)出場して楽しみたい」と意欲を示した。

大会前は市陸上競技場で練習しトラックの感触を確かめる亀濱さんを応援しようと施設指定管理者の市スポーツ協会が個人使用料を免除している。同協会の砂川恵助会長は「90代での世界記録更新は並大抵の努力と気力では達成できない。若い人たちにも刺激を与える。ますますの活躍を期待している」と語る。

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