きょうだいは仲良く

吉濱ミツ子さん

　子孫繁栄に恵まれる。子供、孫、ひ孫を合わせると50人で、全員が健康で過ごしている。

　ミツ子さんは「きょうだいは仲良く」と物腰の柔らかい言葉で、人生に役立つ貴重な教訓を伝える。96歳とは思えぬほど若々しい。　島外に住む孫やひ孫の中にはミツ子さん宅に訪れる際には、われ先に「おばあ、お元気か」「おばあ、今来たよ」など元気いっぱいにあいさつをする。

　子孫はミツ子さんへの感謝の思いを常に持ち、大切な絆を深める。

　「孫やひ孫たちの元気な声を聞くと、それだけでもうれしくて」とミツ子さん。

　かつては前里添のあけぼのクラブのゲートボールチームで活躍した。県大会で優勝し、九州大会に派遣された。

　ミツ子さんは「大会を終わった後に、熊本県の阿蘇山などを見学した。初めて阿蘇山を見て感動しました」と笑顔で振り返る。

　ミツ子さんの健康管理は、同居する長男夫婦と隣に住む長女夫婦が支えている。

　子供７人、孫22人、ひ孫21人。

1923（大正12）年11月22日生まれ