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【特集】新年号
2013年1月1日(火)8:57

川満寛弥、ロッテ入り

川満寛弥投手

川満寛弥投手

 宮古島市下地出身で九州共立大4年の川満寛弥がプロ野球・千葉ロッテマリーンズへの入団を決めた。中学、高校と無名だった川満は大学進学後に才能を開花させ、制球力と緩急を使ったピッチングで勝ち星を量産してプロ入りを決めた。「沢村賞を取れるような投手になってチームに貢献したい」-。高い志を持って2013年をスタートさせる。

 川満に期待する声は大きい。昨年末に開かれた宮古島市での激励会では「寛弥は宮古島の誇りだ」「先発投手として活躍できるように頑張れ」などと会場から大きな声が上がった。

 川満は「先輩の伊志嶺翔大さんと一緒にロッテと宮古島を盛り上げていけるように頑張る」と約束。プロ野球界での活躍を誓った。

 プロ1年目となる2013年。川満は開幕1軍入りを目指して奮闘する。

 川満のほか、宮古の多くのスポーツ選手の活躍が光る1年になりそうだ。12年ぶりの全国大会出場を決めた宮高サッカー部、陸上女子ハンマー投げで日本記録を目指す多良間村出身の本村夏鈴(那覇西高)、全国制覇を狙う宮古工業ボクシング部の比嘉大吾、川満俊輝、走高跳で2㍍に挑む砂川中の川満郁弥もいる。

 中でも本村の投てきには期待が集まる。昨年の記録は54㍍53。高校日本記録まで2㍍もない。さらに高校生初の60㍍台も狙う。「最終目標は沖縄記録の60㍍78を更新すること」。本村の言葉に自信がみなぎる。

 本村を含め頂点を見据える選手の志は高く、目標達成に向けては一切の妥協がない。それぞれが新年の決意を胸に夢実現を目指す。

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