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2016年7月29日(金)9:01

【ひと】JTA宮古支社長に就任/波照間 弘光さん(51)

島への恩返しに全力


波照間弘光さん

波照間弘光さん

 「恩返しの気持ちを形に残したい」。自身は那覇で生まれ育ったが、母のタケさんは平良狩俣出身だ。「ぼくには宮古のDNAがあるんです」とにこり。2度目となる宮古勤務で、島、人への恩返しに全力を尽くす。

 2008年7月から2年間、宮古支社宮古営業所長として働いた。営業の仕事はもちろん、観光協会青年部として島のさまざまなイベントに積極的にコミットし、宮古島にどっぷり浸かった。

 だからこそ思い入れが強い。観光振興と島の発展に貢献すべく、さまざまな構想を思い描く。

 「観光客が60万人に達する勢いがある中、サービスの向上が大切になると思う」と話し歓迎ムードの広がりに期待。「観光客に最後まで『宮古はいいなあ』と思ってもらいたい」と話し、観光客の気持ちを揺さぶる何かを追い求める決意だ。

 スポーツ振興へのサポートも継続する。宮古島の球児を甲子園に送る活動を支援するほか、自身が立ち上げにかかわった宮古島マラソンの充実にも力を尽くしたい。「今年はマラソンにも出ますから」と胸を張った。

 航空会社として「地元の足となって、安全に飛行機を飛ばしていく」と引き締める。市民の信頼を高め、恩返しを貫徹するために、粉骨砕身の熱意で業務に当たる。

 波照間 弘光(はてるま・ひろみつ) 1965(昭和40)年7月22日生まれ。那覇市出身。84年4月入社。2002年課長級、10年次長級、16年7月に昇格し現職。趣味はマラソンと読書。

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