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社会・全般
2021年12月23日(木)8:59

21日間で19件検挙/酒気帯び運転後立たず

宮古島署、検問強化へ

 

飲酒運転根絶に向けて宮古島署では朝の通学時間帯など昼夜を問わず検問を強化している(資料写真)

飲酒運転根絶に向けて宮古島署では朝の通学時間帯など昼夜を問わず検問を強化している(資料写真)

宮古島警察署管内で酒気帯び運転での検挙が止まらない。同署によると1日~21日までの21日間で酒気帯び運転での検挙が19件となっている。今年1月1日~9月末までの検挙件数は27件だが、10月以降はすでに34件が検挙されており、急激な増加に同署では強い危機感を持っている。同署では引き続き「昼夜を問わず検問の強化、通学時間帯の安全を確保するための警戒を強化していく」と強調し、「飲酒運転は絶対にしないで」と強く訴えている。

同期間で検挙された19件のうち、午前6時から午前8時台に検挙されたのは10件で、半数以上が児童生徒の通学時間帯に酒気帯び状態で車を走らせている状況だ。

また、急増している3カ月間の内訳を見ると、10月が7件、11月が8件、12月が19件(21日現在)と12月が突出している。酒気帯び運転で逮捕されたうち物損事故を起こしたものや、逃走を図るなど悪質な違反も発生している。

これから年末年始を控え、人や物の動きの活発化、飲酒する機会の増加が予想されることから同署では危機感を持ち、飲酒運転根絶に向けてスポット検問の実施や積極的な職務質問など24時間警戒や取り締まり活動を展開している。

また、飲酒運転を助長する行為の▽飲酒者に対する車両等の提供▽運転者に対する酒類の提供▽飲酒運転の車両への同乗ーの禁止行為についても徹底して取り締まる方針だ。

同署では「飲酒運転は犯罪。『飲酒運転をしない、させない、許さない』。みんなで力を合わせて飲酒運転のない安全なまちをつくろう」と強く訴えている。

一方、路上寝も増加傾向にある。今年1月1日から9月末までの9カ月間の取り扱い件数は265件だったのに対し、10月1日から12月21日までの期間で172件発生。路上寝についても同署では「盗難の被害や重大な交通事故に遭う危険性が極めて高い行為」と指摘し、「美ぎ酒飲み運動の輪を広げ、安全安心なまちを築こう」と呼び掛けている。


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