12/06
2025
Sat
旧暦:10月16日 先勝 戊 
産業・経済
2022年1月12日(水)8:59

10㌃当たり1800円以内補助/サトウキビ

株出し管理委託に対し/国のセーフティネット事業

 

3年ぶりに株出し管理作業委託に対する補助事業が実施される(資料写真)

3年ぶりに株出し管理作業委託に対する補助事業が実施される(資料写真)

宮古地区さとうきび糖業振興会(事務局・JAさとうきび対策室)は国の2021年度セーフティネット事業でサトウキビの株出し管理委託作業に対する補助事業を実施する。夏植え・春植え収穫後の初めて株出し栽培するほ場が対象で、補助額は10㌃当たり1800円以内。JAさとうきび対策室では「次期の生産量確保のためにも、補助事業を利用しながら、しっかりと肥培管理に努めてほしい」と呼び掛けている。

株出し管理作業委託に対する補助事業実施は3年ぶり。農林水産省のさとうきび自然災害被害対策事業の補助金を活用する。今期の春植え・夏植えの収穫面積は約2400㌶あるが、JAさとうきび対策室では3200万円規模の予算を見込んでいる。

対象は宮古地区さとうきび管理組合に加入するオペレーターに作業を委託する場合で、期間は21年12月1日から22年3月31日まで。農家がオペレーターを兼ねる場合と、オペレーターが別のオペレーターに委託した場合は対象外となる。株出し収穫後のほ場も対象外になる。

農家はオペレーターに作業を依頼し、いったん通常通りの作業料金を支払う。オペレーターが作業実績を取りまとめて糖業振興会に補助金を申請する。補助金は後日(6月ごろを予定)、農家に個別に振り込まれる。

さとうきび管理組合には現在56人のオペレーターが加入しており、新しく加入することも可。加入すれば未加入時の作業実績も認めるとしている。

加入しているオペレーターの名簿と作業申請書はJAさとうきび対策室(電話72・1341)とJA各資材店に置いてあり、問い合わせにも応じる。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!