宮古、自宅療養400人超/新型コロナ
年明けゼロ、2週間で急増
新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」による感染が急拡大する中、宮古島市では入院せず自宅で療養する感染者が14日、400人を超えた。年明けにはゼロだったが感染急拡大に伴って、わずか2週間で自宅療養者が416人に達した。14日時点で入院か自宅療養かの調整中も309人おり、合わせて700人超が病院や宿泊施設ではなく、自宅にとどまっている。これに入院・宿泊施設を加えた療養者は767人になる。
市内では昨年8月から9月上旬の「第5波」の後、11月11日から12月27日までの約1カ月半、感染確認ゼロが続いたが、その後、爆発的に感染者数が増えた。年明け1日に3人だった感染者は、日を追うごとに倍増し、特に7日から3日間は110人、133人、110人と連続で3桁を数えた。その後も陽性者が連日56人、48人、83人、109人、62人と確認され、先が見通せない状況が続いている。
感染者の急増に伴って自宅療養者も急増。年明けゼロだったが、5日に21人、6日に39人、7日には109人と3桁になった。その後も増え続け、11日には230人、12日には354人、13日には398人、14日時点では416人となった。