医療従事者ら先行接種/新型コロナ
3回目交互接種/モデルナ製
新型コロナウイルスに関連し、3回目のワクチン接種について、市では交互接種(1、2回目と異なるワクチンを打つこと)を希望する医療従事者などへ対応するため、モデルナ社製(スパイクバックス)のワクチンの先行接種を29日、市役所で実施した。医療関係者など65人が接種した。
今回対象となったのは医療・介護従事者、学校、保育関係者等のエッセンシャルワーカー限定で接種券を所持している人。市では先行接種に向けて希望者を募集したが、希望者が多数のため接種枠を拡大して対応した。
この日接種を受けた医師の仲宗根啓さんは「(勤務している)病院でも3回目の接種が進んでいるが、集団接種に向けてモデルナを受けようと考えた。抗体値の上昇が見込まれるため、期待できる」と話した。
市ワクチン対策室の下地睦子室長は「国の配分にしたがってモデルナ社製ワクチンの接種となるが医療従事者の皆さんらが積極的に接種を受けてくれている。市民の皆さんも安心して早めに3回目の接種をしてほしい」と呼び掛けた。
3回目の接種は個別接種は従来通りファイザー社製のワクチンが使用される予定だが、2月5日から行われる18歳以上を対象とした市の集団接種では、2月12日にJTAドーム宮古島で行われる回と、3月に6回実施されるすべての回でモデルナ社製が使用される。
ファイザー社製は1瓶で6人分の接種が可能だが、モデルナ社製は1瓶で15人分の接種が行えることから、集団接種で多くの人数に接種する際に使用する。
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