04/20
2024
Sat
旧暦:3月12日 友引 甲 
農林・水産業
2022年2月4日(金)8:59

キビ平均糖度15度超

操業中盤 ほぼ基準帯上回る

 

今期の製糖操業は最高の品質で推移している=3日、沖縄製糖

今期の製糖操業は最高の品質で推移している=3日、沖縄製糖

昨年12月中旬に開始した島内2工場(沖縄製糖、宮古製糖城辺工場)の2021-22年産サトウキビの製糖操業は中盤を迎えている。これまで搬入された原料(キビ)の糖度は、ほぼすべてが基準帯以上で推移している。操業開始から2日までの平均糖度は沖糖が15・23度、宮糖は15・69度と最高の出来。搬入された原料のほとんどが基準帯以上だ。当初、操業終了は3月中旬を見込んでいたが、年明け後、天候が崩れ気味で原料搬入が鈍化しており、同下旬あるいは4月までずれ込む可能性がある。

今期は沖糖が12月13日、宮糖は同10日から操業を開始。そろって年内操業に入った。

沖糖は今月2日までに当初生産見込み量の約5割、7万3146㌧を搬入。うち基準糖度帯(13・1~14・3度)が20・03%、基準以上(14・4度以上)が78・55%、基準以下(13・0度以下)が1・42%、平均糖度は15・23度。

宮糖も約半分の6万1737㌧を搬入。うち基準糖度帯が8・38%、基準以上が91・07%、基準以下が0・55%、平均糖度は15・69度と好調だ。

今期の当初生産見込み量は沖糖が14万6800㌧、宮糖が13万90㌧。両工場とも操業の折り返し時期を迎えている。前半を振り返りながら、工場は「15度以上で上々だが、天気が晴れれば、糖度はもっと上がる」と天候回復に期待している。

宮糖は伊良部工場が12月1日、多良間工場が同2日から操業している。今期は管内4工場で37万4000㌧の生産量を見込んでいる。

 

☆関連記事 ハーベスター申請94%/サトウキビの機械刈り(2022年1月15日配信)


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

2024年4月7日(日)8:54
8:54

海岸ごみ「ほっとけない」/500人参加しビーチクリーン

「第3回ほっとけないプロジェクト~海辺のミライをみんなで守ろう」(主催・同プロジェクト実行委員会)が6日、新城海岸で行われた。宮古島海上保安部やボランティアサークル、空手道場など各団体のメンバー、家族連れ約500人が参加しビーチクリーンを実施。発泡スチロールや…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!