05/22
2025
Thu
旧暦:4月25日 仏滅 辛 
社会・全般
2022年2月19日(土)8:59

自販機荒らし相次ぐ

今年に入り10件以上/宮古島署が捜査

 

前の扉が壊されこじ開けられている自動販売機。周囲には部品と思われる物が散乱していた=17日、下地

前の扉が壊されこじ開けられている自動販売機。周囲には部品と思われる物が散乱していた=17日、下地

今年に入り、市内の各地に設置されている自動販売機が相次いで壊され、現金などが盗まれていることが18日までに分かった。宮古島警察署でも把握しており、窃盗事件として捜査を進めている。壊された自販機の一つは前の扉がバールのような物でこじ開けられていた。壊された自販機は取り替える必要があり、設置業者は怒りをあらわにするとともに、「絶対に辞めてほしい」と強く訴えている。

自販機が壊される被害は今年に入ってから10件以上発生していると見られる。14日の午前中までには市熱帯植物園内にある自販機が何者かによって壊され、現金が盗まれている。また、下地や城辺でも人通りが少ない場所に設置されている自販機が壊されているという。壊された自販機を入れ替える費用は70~100万円程度かかるという。

壊された際には、保険で対応できる場合もあるが、それでも盗難被害にあった現金だけの対応となり、自動販売機の機械が壊されると修理ができず自販機自体を取り替えるため、大きな損害が発生するという。

自販機の設置業者は「うちだけでも5台は壊されている。現金が取られているのもあるが、中身が取られているのもある」と説明し、「別の業者も壊されていると聞いている。警察も捜査しているというが早く捕まえてほしい。また、壊している人は絶対にやめてほしい」と憤った。

宮古毎日新聞社の取材に対し、宮古島警察署は自販機が壊されている事案が複数件発生していることを認めるとともに、「窃盗事件として必要な捜査を行っている」と話した。

同署では自販機付近で不審な人や車などを見かけたらどんなささいなことでも情報提供を呼び掛けている(電話72・0110)まで。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年5月15日(木)9:00
9:00

ガイドライン認証制度推進/サスティナブルツーリズム連絡会

持続可能な島・観光と環境の両立のためのガイドライン周知・運用などに取り組む、宮古島サスティナブルツーリズム連絡会の2025年度第1回連絡会が14日、宮古島ICT交流センター(旧下地庁舎)で行われた。関係団体の代表者が今年度上半期などの取り組みについて意見交換し…

2025年5月14日(水)9:00
9:00

「魅力的観光地の地位確立」

入域観光客数過去最高で見解/市長定例会見   嘉数登市長は13日、市役所で定例記者会見を開き、2024年度入域観光客数(推計値)が119万3000人となり、過去最高を更新(既報)したことを踏まえ「本市が国内外から注目される魅力的な観光地として地位を確…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!