天久、下地氏の起用検討／市、きょう人事内示

下地睦子氏（左）と天久珠江氏

宮古島市の座喜味一幸市長は、新年度の人事をきょう25日に内示する。今回の人事では、市長部局に初めて複数の女性部長級が誕生する見込みで、教育長に大城裕子教育長を起用した座喜味市政にとって、要職への女性登用が目立っている。

これまでの人事調整では、新年度からの会計管理者に、会計課の天久珠江課長（55）を起用する方向で調整を進めている。

さらに、４月から新たに設けられる予定の「環境衛生局」の局長には、新型コロナウイルスワクチン対策室の下地睦子室長（52）の起用が見込まれている。

この２人の就任が決定すれば、２００５年10月１日に５市町村が合併して誕生した宮古島市にとって、初めて部長級に複数の女性が就任することとなる。

そのほか、現在の会計管理者の與那覇勝重氏（57）は、宮国泰誠総務部長の定年退職に伴い、新年度からの総務部長への就任を予定している。

新年度の人事異動内示は、25日の市議会３月定例会の最終本会議後に予定している。