12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
環境・エコ
2022年4月24日(日)9:00

両陛下に研究内容紹介/宮総実環境班

質問、激励も受ける/熊本で開催 国際水サミット

宮総実の環境班も参加した「第4回アジア・太平洋水サミット」=23日、熊本市の熊本城ホール(前里和洋教諭提供写真)

宮総実の環境班も参加した「第4回アジア・太平洋水サミット」=23日、熊本市の熊本城ホール(前里和洋教諭提供写真)

宮古総合実業高校の環境班が参加した「第4回アジア・太平洋水サミット」が23日、熊本市中央区の熊本城ホールで開幕した。環境班のメンバーは天皇、皇后両陛下にこれまでの研究内容を発表。研究内容に興味を持った両陛下から同班のメンバーに多くの質問が投げ掛けられ、天皇陛下からはさらなる研究の発展を呼び掛ける激励も受けた。

同サミットは、地下水などの水資源確保など水に関する問題を幅広く議論する国際会議。

今回は、「持続可能な発展のための水~実践と継承」をテーマに、30カ国の首脳・閣僚らが対面やオンライン、ビデオメッセージで参加している。

オンラインで開会式に参加した両陛下はこの日、同環境班の研究内容の動画を見た上で、児玉凜部長と下地りぃ副部長と懇談。質疑応答も行われた。

両陛下との懇談について、顧問の前里和洋教諭は「児玉さんも下地さんも立派にやり遂げてくれた。水問題について天皇陛下はとても知識が深く、多くの質問をしてくれたほか、これからも研究を継続して頑張ってほしいとの激励も受けた」と話した。

児玉部長、下地副部長は「かなり緊張した。実際に話してみたら両陛下ともとてもやさしい方で、次第に緊張もほぐれてちゃんと受け答えができた。素晴らしい経験ができて本当に良かった」と振り返った。

そのほか、サミットには岸田文雄首相も出席。あいさつでは水をめぐる社会課題について責任を有するのは各国の首脳であることを訴えた上で、水問題への積極的な取り組みの必要性も呼び掛けられた。

きょう24日まで開催される同サミットは、安全な飲料水の確保や水災害への対応について話し合うことなどが目的で、今回で4回目となる。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!