05/23
2025
Fri
旧暦:4月25日 仏滅 辛 
農林・水産業
2022年5月10日(火)8:59

チャンプルーに上等!/1袋100円に市民どっと

「ゴーヤーの日」特売盛況/実行委

 

即売会では市民らが格安のゴーヤーを買い求めていた=8日、ファーマーズマーケットあたらす市場

即売会では市民らが格安のゴーヤーを買い求めていた=8日、ファーマーズマーケットあたらす市場

5月8日の「ゴーヤー(宮古方言ゴーラなど)の日」にちなんだ即売会(主催・宮古地区ゴーヤーの日実行委員会)が8日、JAファーマーズマーケットあたらす市場で「サンゴの島から育まれた野菜の王! 宮古島産ゴーヤー」のタイトルで地産地消と消費拡大を図るキャンペーンとして行われた。会場には2000袋(1袋約650㌘)のゴーヤーが準備され、多くの市民が1袋100円のゴーヤーを買い求めていた。

即売会は新型コロナウイルス感染症拡大予防のため、オープニングセレモニーは実施せず、同委員会では、来店者にはマスク着用を呼び掛けるなど、感染防止対策を施し開催された。

宮古島産の今期出荷数量は1020㌧、販売額は4億800万円を計画しており、4月25日の時点で560㌧、2億3382万9000円の実績を上げている。

2021年期作は定植時期の天候に恵まれ、ほ場の作業も順調に進んだ。定植後の天候も良く、10月31日に初出荷を迎えた。

今期作は年内の天候が良かったため、出荷開始の生育は順調だったが、年を明けて1、2月の長期的な曇天や低温、雨などの影響もあり、開花や果実肥大の不良があり出荷数量が伸び悩むこともあった。

4月に入ってから気温も上昇し、これから最盛期を迎え6月いっぱいで収穫終了を予定している。今期の生産農家は139戸、栽培面積は1520㌃となっている。

会場を訪れた女性(60代)は「ゴーヤーは家族みんな大好きで、普段からよく食べる。購入したゴーヤーはチャンプルーとジュースにしていただく予定」と話した。

県と当時のJA沖縄経済連はゴーヤーの消費拡大を目的として、1997年に5月8日を「ゴーヤーの日」と定めた。宮古島市は2007年にゴーヤーの拠点産地として認定された。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年5月15日(木)9:00
9:00

ガイドライン認証制度推進/サスティナブルツーリズム連絡会

持続可能な島・観光と環境の両立のためのガイドライン周知・運用などに取り組む、宮古島サスティナブルツーリズム連絡会の2025年度第1回連絡会が14日、宮古島ICT交流センター(旧下地庁舎)で行われた。関係団体の代表者が今年度上半期などの取り組みについて意見交換し…

2025年5月14日(水)9:00
9:00

「魅力的観光地の地位確立」

入域観光客数過去最高で見解/市長定例会見   嘉数登市長は13日、市役所で定例記者会見を開き、2024年度入域観光客数(推計値)が119万3000人となり、過去最高を更新(既報)したことを踏まえ「本市が国内外から注目される魅力的な観光地として地位を確…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!