６月２６日～７月２日は３２８人／１５５人増、３００人台は３週間ぶり

市新型コロナウイルス新規感染確認者数（直近４週間）

市は２日、市内での直近４週間の新型コロナウイルス新規感染確認者数を発表した。それによると６月26日から７月２日までの１週間の新規感染者数は３２８人となり、前週の１７３人を１５５人上回る大幅増となった。前週の人数を上回るのは７週間ぶりのことで、３００人台になるのは３週間ぶりとなった。

週間新規感染確認者数は、５月８日から14日までの週の８２３人をピークとしてその後、７７３人、６６８人、３８７人、３０１人、２１０人、１７３人と６週間連続で減少が続いてきたが、増加に転じる結果となった。

６月26日から７月２日までの感染者数を日別に見ると最も多かったのは６月30日の71人。次いで７月１日の60人、６月28日の56人と続く。６月26日、29日、７月２日は40人台で、最も少なかったのは６月27日の11人だった。

前週と比べ感染者数が減少したのは、１人減となった６月27日のみで、それ以外の日はすべて増加となった。増加幅が最も大きかったのは51人増となった６月30日。次いで30人増の６月28日、28人増の６月26日。

７月２日現在、宮古地区で新型コロナ療養のため入院している患者数は、宮古病院入院中の中等症の患者１人と、民間病院入院中の軽症患者１人の計２人。前週は宮古病院入院中の軽症患者１人だったことから１人の増となっている。

市では60歳以上と、18歳から60歳未満で基礎疾患のある人などを対象とした４回目の新型コロナワクチン接種の集団接種を２日からスタート。４回目対象者や３回目がまだの人たちに対し接種を検討するよう呼び掛けている。