12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
社会・全般 観光関係
2022年8月6日(土)8:59

水上バイク事故が増加/水難事故22年上半期

宮古島署「海のレジャーに注意」

 

今年の特徴として水上バイクの事故が多く発生している(資料写真)

今年の特徴として水上バイクの事故が多く発生している(資料写真)

宮古島警察署(仲宗根宗信署長)は5日、2022年上半期の水難事故発生状況をまとめた。それによると発生件数は8件(事故者12人)で2人が死亡している。前年同期比で7件(同10人)増となっている。特に水上バイクの水難事故が増加傾向にあることから注意喚起しており、同署でも「マリンレジャーをする際は十分な注意が必要。必ずライフジャケットを着用してほしい」と訴えている。

水難事故の発生状況を見るとシュノーケル中が2件(事故者2人)、ダイビング中1件(同1人)、水上バイクが3件(同6人)、その他2件(同3人、うち2人死亡)となっている。事故者のうちほとんどがライフジャケットを着用しており、死亡するなど大きな事故は防げているという。

発生別では水上バイクの水難事故が激増している。3件中2件が骨折。後部同乗者が波による衝撃や旋回時の遠心力などによる落水とみられている。

水上バイクは40ノット以上(時速75㌔)の高速航行が可能で落水すれば水面であってもアスファルトで転倒するのとほとんど変わらない。今年6月28日に前浜ビーチ沖合で発生した事故は40代男性が海中に背中から転落し、肋骨(ろっこつ)6本を骨折している。

また、水上オートバイ船尾のジェットノズルから放出される「ジェット噴流」で、下半身の開口部に受けると、肛門破裂や内臓を損傷するなどして後遺症の残る重症となる場合もある。

同署では「マリンスポーツやレジャーをする際には自分の命を守るためにも必ずライフジャケットを着用してほしい」と話した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!