12/20
2025
Sat
旧暦:11月1日 大安 癸 
社会・全般
2022年8月17日(水)8:59

7月末の普及率33・4%/マイナカード

県、全国平均を下回る/4月比では2・3ポイント向上/宮古島市

 

マイナンバーカードを交付する窓口=15日、市役所

マイナンバーカードを交付する窓口=15日、市役所

宮古島市におけるマイナンバーカードの交付が、7月末時点で1万8554枚となった。人口に対する交付枚数率は33・4%。今年4月からは2・3ポイント向上したが、全国および県平均を下回っている状況が続いている。担当する市民課は「市独自でも努力をしながら県や国のサポートを受けて、交付率を上げていきたい」としている。

同カードは、政府のデジタル推進の中核となっているが、全国的に伸び悩んでいる状況だ。7月末時点で全国は45・9%、沖縄県は36・9%となっている。

政府は昨年に続き、普及率の向上を図ろうと「マイナポイント」事業の第2弾を6月末から開始した。同カードの新規取得や健康保険証としての利用申し込みなどを行えば、最大で2万円相当のポイントを受け取ることが可能だ。

市民課によると、7月の申請件数は5月の倍近くあった。8月はやや件数は減ったが、それでも1・5倍はあり、「マイナポイントの効果はある程度あった」とみている。

7月からは各携帯電話ショップで申請サポート事業が始まっており、最短10分で完了するなど申請しやすくなっている。

宮古島市では申請後に、カードを受け取らない市民が約1000人いることも課題の一つ。夜間や休日交付を実施して、平日に来庁できない市民が受け取れるよう対応しているが、伸び悩んでいる。

マイナンバーカードとは個人番号が記載された顔写真付きのカードで、本人確認の身分証明書として利用することができる。

各種行政手続きのオンライン申請をはじめ、コンビニエンスストアなどで住民票などを取得することも可能となっている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月14日(日)9:00
9:00

新部長に野中さん選出/観光協青年部が臨時総会

宮古島観光協会青年部(西村貴宏部長)は13日、市内の飲食店で臨時総会を開催し、第代青年部長の選出を承認した。新部長には、たびのホテルlit宮古島支配人の野中泰斗さん(44)を選出した。

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!