04/26
2024
Fri
旧暦:3月17日 先勝 己 
社会・全般
2022年10月4日(火)8:59

22年上半期 拾得物が大幅に増加/宮古島署

5700点で前年比1880点増
現金は160万円増の681万円

 

署内にある保管倉庫には拾得物として届けられた物品が大量に保管されている=3日、宮古島署

署内にある保管倉庫には拾得物として届けられた物品が大量に保管されている=3日、宮古島署

宮古島警察署(仲宗根宗信署長)はこのほど、2022年上半期(1月1日~6月30日)に受理した拾得物件数をまとめた。物品や現金の拾得物は約5700点(前年同期比約1880点増)。現金は約681万円(同約160万円増)が同署に届けられた。拾得物が大幅に増加していることを踏まえ、同署では「忘れ物をしないよう心掛けてほしい」と適切な管理を呼び掛けている。

拾得物として届けられた主な物品のうち最も多いのが運転免許証や学生証、キャッシュカードなどで1052点、次いで弁当箱や水筒、トイレットペーパーなどの生活用品類が659点、食品や酒、たばこなどの食料品類が278点、財布類が274点、ノートパソコンやイヤホン、ゲーム機などの電気製品類236点な 拾得物5745点中2491点の物品と現金681万円中約527万円が遺失者に返還された。また、約59点の物品と現金約50万円が拾得者に交付された。また、物品約2514点、現金約70万6000円が県帰属の手続きが取られた。

特異物件としては今年6月には体長約30㌢の「フトアゴヒゲトカゲ」が1点拾得されたが、新聞などで報道されたのち、2日後に飼い主に返還された。

同署では「日ごろから出かける際には買い物時も含めて自分の財産である持ち物はしっかり確認し、忘れ物がないよう心掛けてほしい」と呼び掛けた。

警察署に届けられた拾得物は県警のホームページでも探すことができる。ホームページ上でもし心当たりのあるものが見つかった際には各警察署まで連絡してほしいと呼び掛けている。

拾得物(現金含む)は受理日から3カ月間は警察署で保管するとともに、県警ホームページで公告される。保管期間内に遺失者が現れなかった場合は拾得者に交付されるが、拾得者が所有権を棄権した場合は県帰属の手続きが取られ、業者に一括売却の手続きが取られる。また、携帯電話など個人情報を含むものは処分される。

県警では拾得物に関連し▽特例施設占有者制度▽保管協定ーを推進している。同制度は規模の大きな事業社などが公安員会に申請し、自ら保管し期限となれば、売却、処分などができるもので、県内では沖縄都市モノレールが活用している。また、保管協定はスーパーなどが結んでいる。いずれも現金、個人情報がわかるもの、クレジットカードなどは警察に届けられている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月21日(日)8:54
8:54

「宮古横丁」がプレオープン/観光スポットに期待

ホテルアートアベニュー 平良西里にあるホテルアートアベニュー(旧ホテル共和別館)の1階に、タイ料理など7店舗が入る「宮古横丁」が19日、プレオープンした。経済団体や観光団体など関係者らが盛大に開業を祝った。

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!