12/06
2025
Sat
旧暦:10月17日 友引 己 
産業・経済
2023年1月19日(木)9:00

地元事業者をマッチング/ぷからす交流商談会

島内販路拡大目指す/売り・買い手47事業所参加

 

個別商談会では早速、商談が成立する商品があった=18日、市未来創造センター

個別商談会では早速、商談が成立する商品があった=18日、市未来創造センター

宮古島商工会議所が音頭を取り、島内事業所の販路拡大を目指す「ぷからす交流商談会」が18日、市未来創造センターであり、売り手側買い手側合わせて47事業所が参加し盛況だった。初めての開催で、売り手は島内産の加工食品、野菜、菓子などをアピール。買い手も興味深そうに説明を聞いていた。この日で早速、商談が成立した商品もあった。

商談会参加者は売り手(サプライヤー)、買い手(バイヤー)とも島内生産者、事業者。土産品や加工食品などの生産・製造事業者、農水畜産物生産者と、ホテル、飲食店、卸売業者との交流、マッチングが目的。この日はサプライヤー23事業所、バイヤー24事業所が参加した。

会議所の根路銘康文会頭は「商談会が開かれることをうれしく思う。宮古島の地産地消、まずはローカルでつなごうと始まった試み。今後、広がる可能性があり、バイヤーもサプライヤーも、もっと付加価値のある商品を売るチャンスが多くあると思う。この商談会で、宮古島の価値を高めていこう」と呼び掛けた。

会場にはアロエベラの加工品、島内産野菜、ヤギ肉加工品、宮古そば、モズク、アーサ、チーズ、サツマイモ、カツオだしのポン酢、菓子、なまり節、香水、パナマ帽、シャツなどのブースが設けられ、バイヤーに商品をアピールした。

商談会を終えて、これまでもホテルやスーパーと取り引きがあり、多品目の野菜を生産しているまるごと宮古島の上地和彦代表は「良かった。新規の取り引きにつながった」、宮古島漁協の栗山弘嗣組合長は「参加者からは話ができて良かったという声が多かった。また機会を設けてほしい。漁協としても通信販売の話があり、広がりそうだ」、琉球ガラスやアパレルを扱うWEATHER PERMITTING OKINAWAの大枝幸子さんは「希望の光が見える話もあった。実りある商談会だった」と話した。

バイヤーからも前向きな声があった。島の駅みやこを運営するパラダイスプランの平良雄一さんは「食品に関心があった。製造量とか、いろいろと話が聞けた」と話した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!