12/21
2025
Sun
旧暦:11月1日 大安 癸 
教育・文化
2023年4月25日(火)8:59

奥平乙斗さん優勝/第7回とうがにあやぐ大会

22人が切々と感情込め/準優勝砂川さん、3位川元さん

 

第7回とうがにあやぐ大会で優勝した奥平さん=23日、市未来創造センター多目的ホール

第7回とうがにあやぐ大会で優勝した奥平さん=23日、市未来創造センター多目的ホール

第7回とうがにあやぐ大会(主催・宮古民謡協会、宮古民謡保存協会、沖縄宮古民謡協会)が23日、市未来創造センター多目的ホールで開かれた。島内外から22人が参加し、宮古民謡の代表曲の一つ「とうがにあやぐ」を三線を奏でながら切々と感情を込めて歌い上げた。審査の結果、優勝は宮古島市出身で沖縄国際大学4年の奥平乙斗さん(21)、準優勝は宮古高校3年の砂川奈々夏さん(17)、3位は千葉県出身で宮古島市在住の川元真衣さん(30)がそれぞれ選ばれた。

最年少は12歳の中学生、最年長は72歳。参加者は「歌詞の意味を理解し、ますます好きになった」という人や、「娘が頑張っているので私も」と子供に影響を受けて出場した女性、「宮古の人たちが大事にしている歌を肌で感じることができた」という本土出身者、「島を離れて宮古民謡の素晴らしさを再発見した」という学生、「最後まで歌いきりたい」と初めて挑戦する人などさまざま。それぞれの思いを胸に、支えてくれた人たちへの感謝を込めながら舞台に立った。

会場を訪れた70代の男性は「どの人が優勝してもいいくらいみんな上手だった。昔の歌い方ではなく、独特の歌い方をしている。それぞれ味があって良い」と感想を話した。

審査は①調弦・ツボ押し②音程・調子③思い入れ(感情、節回し)-で行われた。審査講評で宮古民謡協会の渡久山吉彦会長は、三線の音程や弾く位置のばらつきなどを挙げ「音が雑に聞こえ、練習不足が目立った」と厳しく指摘した上で「もっともっと練習して来年また挑戦してほしい」と奮起を促した。

特別賞の市長賞には狩俣良眞さん、審査員特別賞には仲里奏音さん、宮澤由佳さん、根間玉恵さんがそれぞれ選ばれ表彰された。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月14日(日)9:00
9:00

新部長に野中さん選出/観光協青年部が臨時総会

宮古島観光協会青年部(西村貴宏部長)は13日、市内の飲食店で臨時総会を開催し、第代青年部長の選出を承認した。新部長には、たびのホテルlit宮古島支配人の野中泰斗さん(44)を選出した。

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!