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社会・全般
2023年10月3日(火)8:59

発達障がい 子の改善は親次第/子ども未来サミット

薬に頼らない治療法紹介/鈴木代表「笑顔が子育ての基本原則」

 

発達障がい改善につて説明する鈴木代表=1日、市未来創造センター多目的ホール

発達障がい改善につて説明する鈴木代表=1日、市未来創造センター多目的ホール

「子ども未来サミットin宮古島」(共催・セルパワー、未来共育学園)が1日、市未来創造センター多目的ホールで開催された。エジソン・アインシュタインスクール協会の鈴木昭平代表らが講演。「子どもの可能性は無限大。子どもの改善は親次第」と述べ、発達障がいがあった場合でも、薬に頼らずに笑顔で最高の自分を生きていく可能性について講話した。

鈴木代表は発達障がい改善の三つの柱として、▽両親の意識改革と指導力アップ▽子ども脳体質改善▽超高速楽習法-を挙げた。

子どもは母親の胎内で10カ月育っていることから、母と子の周波数は近く同調しやすいため、目が笑っている笑顔が、安全、安心、安定の子育てにおける基本原則と説明した。

子どもが親に求める報酬として「笑顔」、「褒め言葉」を紹介し、「褒め育て」を効率的に実践する技術として「褒めまくる」ことを強調した。

一方で、褒め育てだけでは自立にとって不十分で、次のステップとして、▽わがまま▽いじわる▽うそ▽よくばり-については「叱る四つの原則」が必要とした。

6歳までは「慈母」、6歳からは「厳父」の教育で我慢を覚えさせることで「前より我慢強くなったね」と笑顔で褒めてあげることでと、神経回路が増え優秀な脳になると説明した。

その上で「子どもの可能性は無限大。子どもの改善は親次第」と指摘した。

脳外科医で篠浦塾の篠浦伸禎代表は、発達障がいのASD(自閉症スペクトラム)、ADHD(注意欠陥、多動性障がい)に共通した特徴は、極めてストレスに弱くストレスに過剰反応することを紹介した。
発達障がい児の症状を改善するには「食事、有酸素運動、親から親密な働き掛けで子どものストレスを軽減し、機能の低下した脳の部位(特に視床下部)を活性化することで改善が十分に可能」と説明した。


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