12/06
2025
Sat
旧暦:10月16日 先勝 戊 
社会・全般
2023年11月5日(日)8:59

週末、駐車場が大混雑/宮古空港

長時間利用者増加か/発券機故障、料金未徴収で

 

駐車スペースが満車状態となり、道路にも多くの車両が駐車していた=4日午前、宮古空港(写真は一部加工しています)

駐車スペースが満車状態となり、道路にも多くの車両が駐車していた=4日午前、宮古空港(写真は一部加工しています)

3連休の中日で週末だった4日、宮古空港の駐車場は満車状態となり、駐車場内道路にも多数の車両が駐車し、駐車車両で半分がふさがれた道路を空きスペースを探す車が行き交うなど、非常に混雑して、利用者に支障を来していた。要因としては現在、駐車券発券機が故障していて、料金を支払うことなく利用できる状態となっていることから、長時間駐車する人が増えているためではないかと考えられる。

宮古空港駐車場の利用には通常、入場から9時間までは1時間に100円、9時間を超えると24時間までで1000円の料金が必要となる。

しかし、9月15日に大型トレーラーが駐車場入り口の駐車券発券機に接触する事故が発生し機械が破損。駐車券を発券できなくなったことから現在は料金徴収を行っていない。

宮古空港管理事務所によると、機械の修理に時間がかかることから、仮復旧に向け代替機の確保をメーカーに要請しているが、確保のめどがまだ立っていないという。

発券機故障後、それまでは見られなかった駐車場の混雑が週末を中心に見られるようになり、駐車場内道路へ駐車する車両も増加。道路駐車車両には同事務所が駐車禁止の張り紙をして指定区域外へ駐車しないよう注意を促している。

4日午前、同駐車場を訪れてみると満車状態で、駐車スペースに隣接する道路にも駐車車両がずらりと並んでいて、空きスペースを探し求めて駐車場内を何度も行き来する車が見受けられた。

同事務所では空港利用者に対し、日をまたいでの駐車の自粛を求めるとともに、バスやタクシーを利用するよう呼び掛けている。担当職員は「車で来ると止めることができず、飛行機に乗り遅れる恐れもあるので、できる限り公共交通機関を利用してほしい」と訴える。

以前は無料だった同空港駐車場は、夜間駐車を含む長時間駐車の問題を解消するため2010年8月から有料化。以降、長時間駐車車両は大幅に減少していた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!