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イベント
2023年11月19日(日)9:00

4コースに254人出場/たらま島一周マラソン

地元・塚本が8連覇/男子は富田(那覇市)V2

 

最多の113人が出場したAコースのスタート=18日、村役場前

最多の113人が出場したAコースのスタート=18日、村役場前

【多良間】第23回たらま島一周マラソン大会(主催・同実行委員会)は18日、村役場前を発着点とする四つのコースで行われた。最長Aコース(23.75キロ)は富田繁生(42)=那覇市=が1時間26分22秒で2連覇に輝いた。女子は塚本恭子(47)=多良間村=が1時間50分17秒で8連覇を達成。大会には計254人が出場し、234人が完走した。完走率は92.12%。

大会は新型コロナウイルスの影響で4年ぶりの開催で、多良間村制施行110周年記念も兼ねている。

富田は序盤から「一人旅」状態になり、2位に約6分差をつけてフィニッシュした。「4年ぶりなので全力で楽しんだ。気候が良く、走りやすかったので、前回より(タイムは)4分くらい上回った。島の皆さんの応援からパワーをもらった。さらに強くなってまた、来年戻って来たい」と喜びを語った。

塚本は終盤で逆転し、ゴールテープを切った。「普段一緒に練習している仲間が支えてくれた。4年ぶりのレースだったので怖さも緊張もあった。ゴールの瞬間はほっとしたし、皆さんに感謝する気持ちでいっぱいだった」と笑顔を見せた。

参加者は自然や歴史を感じながら、それぞれのペースでゴールを目指した。沿道には多くの村民が集まり、声援を送って選手たちを後押しした。

B(10キロ)コースのスターターは、村観光親善大使であるディアマンテスのアルベルト城間さんが務めた。

開会式で大会長の伊良皆光夫村長は「選手の皆さんが自分との限界に挑戦したり、楽しみながらマイペースで走ったりしてほしい。大会が素晴らしい一日になるよう頑張ろう」とあいさつした。

大会終了後には「ふれあいパーティー」も行われ、参加者たちはレースの疲れを癒すとともに、来年大会での再会を誓った。


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