05/19
2024
Sun
旧暦:4月12日 先負 癸 
イベント
2023年11月24日(金)8:59

科学の不思議に感嘆の声/サイエンステックフェス

「マイナス196度」など体験/多くの家族連れでにぎわう

 

超電導の実験を見詰める子どもたち=23日、北中学校体育館

超電導の実験を見詰める子どもたち=23日、北中学校体育館

サイエンステックフェスin宮古島(主催・県)が23日、北中学校体育館で開催された。会場には「マイナス196度の世界を体験」など六つの体験ブースが設置され、多くの親子連れらでにぎわった。不思議な現象を見た子どもたちは目を丸くして驚いたり、声を出して大喜びしていた。

県の子ども科学技術人材育成事業で、将来の科学技術および産業の振興を担う人材の育成につなげることが目的。子どもたちを対象に県内大学や研究機関、企業等と連携し、成長段階に応じた科学体験プログラムを実施している。

体験ブースは▽脳ハットをつくろう!(沖縄科学技術大学院大学)▽砂から宝を探せ!貝がらトレジャーハント(海宝館)▽ロボットを動かそう!(OCC)▽ブロッコリーからDNAをとりだそう!(琉球大学熱帯生物圏研究センター)-などの多彩な内容が準備された。

「マイナス196度の世界を体験」は、琉球大学物理系の教員が実験を行った。液体窒素を使って葉っぱを凍らせたり、風船を冷やしたりして変化する様子を体験した。

超電導の実験では、磁石のレールの上に液体窒素で冷やした磁石を置くと、一定の距離を保つ現象を披露。逆さにしても磁石は落ちることはなく、子どもたちは「すごい」「何でなの」と声を漏らしていた。

公募で参加した沖縄トヨタ自動車は「水素エネルギーロケット」の実験キットを用意。水素をエネルギーにした小ロケットの発射を行った。会場には水素で走る燃料電池自動車「ミライ」も展示された。

家族で訪れていた深澤佑真君(7)は「磁石が浮いているのがびっくりした。実験が好きなので見に来た。砂の中から貝がらを探すゲームが楽しかった」と笑顔で話した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年5月7日(火)9:00
9:00

宮古馬、ビーチで啓蒙活動/観光客らに事故防止呼び掛け

下地与那覇の前浜ビーチで5日、宮古馬を同伴した水難事故防止活動が行われた。宮古島署地域課、市地域振興課の職員ほか、宮古馬2頭、馬の飼育員が参加し、観光客や市民にライフジャケットの適正着用などが記されたガイドブックを配布して海での事故防止を呼び掛けた。

2024年5月7日(火)9:00
9:00

「 また絶対来たい 」/思い出とともに帰路へ

連休最終日・宮古空港 最大10連休となった今年の大型連休は6日、最終日を迎え、宮古空港はUターンラッシュのピークとなった。南国の自然を満喫した観光客や里帰りした人たちが、大きな荷物と思い出を土産に帰路に就いた。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!