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イベント
2023年11月26日(日)8:59

ヤギと触れ合い楽しいね/初のみゃーくピンザフェス

「魅力もっと知って」/生産流通組合主催

 

子ヤギとの触れ合いコーナーではオープン直後から多数の親子連れが訪れ餌を与えた=25日、パイナガマ海空すこやか公園

子ヤギとの触れ合いコーナーではオープン直後から多数の親子連れが訪れ餌を与えた=25日、パイナガマ海空すこやか公園

みゃーくピンザフェス2023(主催・市山羊生産流通組合)が25日、パイナガマ海空すこやか公園で行われた。多数の市民が来場し、子ヤギレースやヤギミルク早飲み競争などの多彩なプログラムを楽しんだほか、子ヤギのとの触れ合いコーナーでは子供たちが餌を求めて近づいてくるヤギたちを緊張しながらも餌を与えていた。

同フェスではこのほか、ヤギ鳴き声まねコンテストや豪華景品が当たる抽選会などもあった。会場では複数のキッチンカーが出店したほか、ヤギ汁なども販売された。

オープニングは徳八流太鼓保存会が務め、チアダンスチームSPEIRA&ヒップホップダンス、ハーラウ・フラ・オ・アロハラニ宮古がダンスなどを披露し盛り上げた。

主催した同組合の新里聡組合長は「生産組合は2018年に設立されて約5年。組合員活動として生産者の生産技術の向上、ヤギの大型化に取り組んできた。少しずつと畜(食肉解体)頭数も増えている。今回は新しいチャレンジとしてヤギの魅力をもっと知ってもらうためにフェスの開催となっている。楽しんでほしい」と話した。

座喜味一幸市長(代読)は「市としても肉が多く取れるヤギの改良を促進するため優良繁殖ヤギが導入されている。と畜頭数の増加が顕著になっており、さらなるヤギ肉のPRと消費拡大が期待される。フェスでは多彩なイベントが盛りだくさん。このイベントを通して生産農家と市民が結びつき、ヤギの可能性に触れてもらう機会となることを期待している」とあいさつした。

子ヤギとの触れ合いを楽しんだ豊見山珂壮さん(10)は「ヤギを初めて触った。毛が少し硬い」と話し、父親の博成さんは「動物と触れ合えるようなイベントはあまりないので良いと思う」と話した。


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