12/15
2025
Mon
旧暦:10月25日 仏滅 丁 
政治・行政
2024年1月31日(水)9:00

ふるさと納税12億円/市23年まとめ

2億円増の過去最高/返礼品の充実など要因

 

市ふるさと納税の返礼品を紹介するサイト

市ふるさと納税の返礼品を紹介するサイト

2023年の1年間で宮古島市へ寄付された額(ふるさと納税)は12億2783万円となり、初めて10億円を突破したことが市のまとめで分かった。過去最高額となった前年の9億9736万円を約2億3000万円上回った。納税件数は1万1528件で前年度比1501件増加した。市ではふるさと納税紹介の大手サイトに掲載したことで、検索で探しやすくなり多くの人の目に留まったことや返礼品の充実が増加の主な要因と見ている。

ふるさと納税はふるさとや応援したい自治体に寄付ができる制度で、寄付金の3割が返礼品に当てられる。昨年は宿泊券、旅行クーポン券、マンゴー、肉、宮古そばなどの人気が高かったという。

同税は所得税の控除対象となるため、確定申告に備えての駆け込み需要が多く、例年同様な傾向が見られる。

また、「楽天」や「ふるなび」といった、ふるさと納税紹介の大手サイトに掲載したことで検索しやすくなった。現在宮古島市は六つのポータルサイトに掲載している。

原則として寄付額から2000円を引いた額が所得税・住民税から控除される仕組みで、寄付額が控除となる上限額は収入や家族構成などで異なる。

寄付は▽エコアイランド宮古島応援▽スポーツアイランド宮古島▽宮古島の子育て▽宮古島の人材育成▽がんずう(健康)宮古島▽芸術・文化振興の宮古島▽市長にお任せ-の各コースがあり、納税者本人の指定に応じて活用されている。

市企画調整課の前原敦課長は「宮古島の認知度が上がってきたのでふるさと納税に関心を持ってくれる人も増えていると思う。今後も寄付をしてくれた人たちの気持ちを大切にし、より魅力ある街づくりに努めたい」と話した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月14日(日)9:00
9:00

新部長に野中さん選出/観光協青年部が臨時総会

宮古島観光協会青年部(西村貴宏部長)は13日、市内の飲食店で臨時総会を開催し、第代青年部長の選出を承認した。新部長には、たびのホテルlit宮古島支配人の野中泰斗さん(44)を選出した。

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!