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教育・文化
2017年8月3日(木)9:03

沖縄本島で職場体験/多良間中2年生

壮行会開き激励


「グッジョブ」の掛け声に合わせ、全員でポーズを取る生徒と関係者ら=1日、那覇市内のホテル山の内

「グッジョブ」の掛け声に合わせ、全員でポーズを取る生徒と関係者ら=1日、那覇市内のホテル山の内

 【那覇支社】沖縄本島で2日から実施される「多良間中学校職場体験」の壮行会が1日、那覇市内のホテルで行われ、関係者らが2年生12人を激励した。

 職場体験は、今年度で3回目。県が若年者の雇用情勢の改善を目的に展開する「地域型就業意識向上支援事業」を活用している。2015年から村教育委員会を中心に産学官が連携する「多良間村グッジョブ地域連携協議会」が実施しており、島外での職場体験などを通した就業意識の向上を目指している。

 壮行会では、生徒を代表して宮國穂乃夏さんが「職場体験では、仕事をやり遂げる厳しさを学びたい。島ではできない体験をして、お世話になった方々や親に良い報告ができるように頑張りたい」と決意表明を行った。

 団長の安田一博教頭は「明るく元気なあいさつと返事で積極的に挑み、コミュニケーション能力を磨いてほしい」とあいさつ。県商工労働部の城間恒治主任は「仕事・働くとは何かについて学び、将来の仕事について考える機会にしてもらいたい」と述べた。

 村教育委員会の本村和也課長は「職場体験で得たことを自分の財産にして下さい。島の将来は皆さんにかかっている」と語りかけた。同村出身でNPO法人ふしゃぬふネットの長浜隆夫代表理事は「職業を選択するときには、自分が好きな仕事を選ぶことや、人の役に立ち喜ばれるかを考えてほしい」と激励の言葉を述べた。

 生徒たちは2、3日の両日、職場体験を受け入れた石橋工業、黒糖本舗垣乃花、新地開発、琉球エアコミューターなど、多良間村にない職種や村に関係のある企業を中心とする10事業所で実務などを体験し、働くことの意義や大切さを学習する。


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