04/26
2024
Fri
旧暦:3月17日 先勝 己 
教育・文化
2017年8月27日(日)9:02

漁業の大切さ実感/狩俣中生徒

八重干瀬で追い込み漁体験


大物の魚を持ち上げて記念撮影する生徒たち=26日、狩俣漁港

大物の魚を持ち上げて記念撮影する生徒たち=26日、狩俣漁港

 狩俣中学校(宮國勝也校長)は26日、宮古島の北方に広がる八重干瀬(やびじ)で追い込み漁体験を実施した。男子生徒7人は漁師たちと一緒に重さ6㌔ある大物キツネフエフキやアオチビキ、アイゴ、カワハギなど約250㌔を水揚げした。日本で観賞魚として有名な美しいナンヨウハギが漁獲され、青・黒・黄の三色が話題を集めていた。全参加者は、海の恵みに感謝し、漁業の大切さを実感した。



 生徒たちの同漁体験には、狩俣地区の漁師約20人が全面的に協力し、それぞれ漁船4隻に分乗した。


 同日午前7時半すぎ、狩俣漁港を出港。追い込み漁は2回展開し予想以上の大漁で、同11時すぎに戻った。漁港で出迎えた宮國校長や生徒の母親らは、元気な姿を見て笑顔を見せていた。


 追い込み漁は友利組(友利哲雄代表)が引き受けた。友利代表は「狩俣中の追い込み漁体験を協力して今年で27年目。ここまで来れたのも若い青年たちの協力のおかげ」と感謝していた。


 この日は27年前の中学生の時に初めて体験した佐渡山誠さん(42)と息子で狩俣中3年の隼人君(15)が参加した。


 漁師の誠さんは「親子2代の体験となり、最高にうれしい」と笑顔で語った。隼人君は「追い込み漁は難しかったが、良い思い出がつくれた」と感無量の表情を見せていた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月21日(日)8:54
8:54

「宮古横丁」がプレオープン/観光スポットに期待

ホテルアートアベニュー 平良西里にあるホテルアートアベニュー(旧ホテル共和別館)の1階に、タイ料理など7店舗が入る「宮古横丁」が19日、プレオープンした。経済団体や観光団体など関係者らが盛大に開業を祝った。

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!