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スポーツ
2018年12月9日(日)8:59

元代表選手が熱血指導/NECロケッツ

小中高対象にバレー教室


子供たちにスパイクの打ち方を指導する大竹さん(右)=8日、宮古高校体育館

子供たちにスパイクの打ち方を指導する大竹さん(右)=8日、宮古高校体育館

 NECロケッツのバレーボール教室(主催・宮古島市体育協会)が8日、宮古高校体育館で開かれた。小中高生の計約240人が参加し、元日本代表選手らから直接指導を受けた。元選手らはトスやレシーブ、スパイクなどの基本動作を丁寧に伝えた。ミニゲームも行われ、元選手と子供たちが声を掛け合いながらプレーを楽しんだ。

 講師を務めたのは、NECブルーロケッツOBで元日本代表の大竹秀之さん、竹内実さん、楊成太さん、NECレッドロケッツOGの鳥越未玖さん、佐川奈美さんの5人。

 ひときわ目を引いたのは、身長2㍍8㌢の大竹さん。小学生用のネットを超える高さに、子供たちは驚いていた。

 元選手らは▽ひざを使ってパスすること▽パスする相手の名前を呼ぶこと▽スパイクはボールに手を巻き付けるように打つこと-などをアドバイスした。

 大竹さんは「小学生は基本的なことを学んでほしい。スポーツは楽しむことが一番。バレーボールは仲間がいないとできない競技なので、絆を大切にしてほしい」と語った。

 佐川さんから直接指導を受けた国仲花実さん(下地小6年)は「ボールを優しく、卵だと思って扱うように言われた。アドバイスもらえてうれしかった」と笑顔で話した。

 同教室は2009年から始まり、これまでに全国50地区で55回開催。参加者は7000人に達するという。今回は市体育協会が依頼して開催が決定した。

 この日の教室は2回に分けて行われた。午前は小学生100人を、午後は中・高生135人を対象に指導した。


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