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教育・文化
2019年8月2日(金)8:58

きょう入場整理券配布/18日開催の組踊宮古公演

市役所平良庁舎など


入場整理券配布などについて会見する(左から)久貝さん、當山さん、前里さん=1日、市役所城辺庁舎

入場整理券配布などについて会見する(左から)久貝さん、當山さん、前里さん=1日、市役所城辺庁舎

 18日にマティダ市民劇場で開催される組踊上演300周年記念県内巡回公演「宮古公演」(主催・同記念事業実行委員会)を前に、きょう2日午前9時から同劇場、市役所平良庁舎、同城辺庁舎、同伊良部庁舎の4カ所で入場無料の入場整理券を配布する。1人4枚まで。県、市の関係者が1日、城辺庁舎で会見し、明らかにした。

 琉球王国の国劇「組踊」は、玉城朝薰が1719年に初上演してから今年で300年目の節目を迎える。県内では組踊を継承し、後世に伝えようとする記念イベントが相次いで行われている。

 組踊は、国の重要無形文化財に指定され、ユネスコ無形文化遺産に登録されている。

 宮古公演は2部で構成され、舞台は字幕付きで紹介される。

 1部では琉球舞踊の「かぎやで風」「かせかけ」を披露。解説「組踊の楽しみ方」では、組踊の歴史、2部で上演する「執心鐘入」の粗筋や見どころなどを分かりやすく紹介する。

 2部の「執心鐘入」には、鐘の中に隠された主人公の中城若松を、宿の女から守る見張り番の小僧たちが居眠りするコミカルな場面があり、その場面は会場の笑いを誘う。

 会見で、県文化振興課文化企画班主査の當山陽子さんは「舞台は字幕付きなので、お年寄りでも安心して鑑賞できる。組踊の魅力や楽しさを満喫してほしい」とアピールした。

 市教委生涯学習振興課次長兼課長の久貝喜一さん、同課課長補佐兼文化振興係長の前里利蔵さんが同席した。

 問い合わせは、生涯学習振興課(電話77・4946)またはマティダ市民劇場(電話72・9622)まで。


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