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産業・経済
2019年8月6日(火)9:00

農業生産向上に決意

土地改良区が設立30年
水利用のさらなる発展へ


多くの農業関係者が集まり設立30周年を祝った=5日、JAおきなわ宮古地区本部ホール

多くの農業関係者が集まり設立30周年を祝った=5日、JAおきなわ宮古地区本部ホール

 地下ダムや農業用かんがい施設を管理運営する宮古土地改良区(理事長・下地敏彦市長)の設立30周年記念式典が5日、JAおきなわ宮古地区本部ホールであり、農業関係者らが多数出席し、節目を祝った。下地理事長は「伊良部島でも念願の農業用水利用が始まった。宮古島の水利用農業の発展は計り知れない。今後も農業生産の維持向上に取り組んでいきたい」と述べた。


 1987年に国営土地改良事業が始まったことを受けて89年に宮古土地改良区が設立された。世界初の大規模地下ダムが砂川と福里に建設され、くみ上げた水を一時貯水するファームポンドが6カ所(東山、野原岳、ミルク峰、仲尾峰、ピンフ岳、来間島)に整備された。2000年までに640億円を投じ、受益面積は8160㌶に及ぶ。農地整備とかんがい施設の整備が進んだことで宮古島の営農形態が変化し、水需要が大きく増加した。

 これらを受け09年からは新たな国営かんがい排水事業が始まっている。地下ダムを2カ所(仲原、保良)新設し、宮古島中央部に吐水槽、伊良部島にファームポンドを整備。開通した伊良部大橋を利用して伊良部島にも送水が始まった。土地改良区は地下ダムからくみ上げた農業用水や送水路、かんがい施設の管理運営を行っている。

 下地理事長は「雨乞い農業からの脱却を願い、かんがい事業実現に立ち上がった日から約半世紀、25年前の散水式で現実のものとなり、世界にも類を見ない大規模な地下ダムを利用した水利用農業が幕を開けた。川のない宮古島で奇跡的な大事業で実現した水利用農業はサトウキビの生産拡大や多種多様な作物への転換で高収益農業が確立しつつある」とあいさつした。

 沖縄総合事務局農林水産部の田中晋太郎部長(代読)、県農林水産部の長嶺豊部長(代読)、県土地改良事業団体連合会の古謝景春会長が来賓祝辞を述べた。

 仲間克前理事長に感謝状が贈られた。

 引き続き、記念祝賀会が開かれ、福里クイチャー保存会、風の神太鼓などの余興を織り交ぜながら、乾杯を繰り返し、節目を祝った。


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