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社会・全般
2019年11月12日(火)8:59

射撃訓練場建設に着手/宮古島海保

来年3月完成予定
城辺保良の旧ロラン局


旧ロラン局の敷地に重機が運び込まれた=11日、城辺保良

旧ロラン局の敷地に重機が運び込まれた=11日、城辺保良

 宮古島海上保安部訓練施設(屋内射撃訓練場)の建設工事が日、着手された。建設地となっている城辺保良の旧ロラン局に重機1台を搬入した。翌日から整地作業を始め、完成は来年3月末の見込み。陸上自衛隊の保良弾薬庫建設地のような反対活動はなかった。


 建設地は宮古島海宝館の近くで、東平安名崎に向かう途中にある旧ロラン局。敷地は県道83号線に面しているが、訓練施設は道路から約90㍍離れた場所に建設するという。

 施設は高さ約6㍍の鉄筋コンクリート1階建て。建築面積約689平方㍍、延べ床面積約685平方㍍。事業費は約5億円。

 施設内では標的に向けて武器(拳銃・小銃)を使用する訓練を行い、武器や弾薬は訓練のたびに運び込むとしている。

 10月に実施された住民説明会では、発注者の沖縄総合事務局開発建設部、施設管理者の第11管区海上保安本部、宮古島海上保安部などの関係者が参加し、工程や作業時間、安全管理などについて説明した。

 説明会に参加した住民からは、環境や交通面などへの影響を懸念する声が上がっていたが、着工初日に反対運動は見られなかった。

 保良に建設する理由について宮古島海上保安部は「職員数が200人を超え、島内で訓練する必要が出てきた」と説明。海上保安庁が旧ロラン局を所有していることも理由に挙げている。施設の竣工(しゅんこう)および運用開始の際には、内部の一般公開を実施する予定という。

 保良住民の下地博盛さんは「弾薬庫建設の問題がより危険性が高いと判断し、そちらでの反対活動に力を入れている。海保の訓練施設について歓迎はしていないが、反対や抗議活動は控えている」と述べた。


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