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産業・経済
2020年1月5日(日)9:00

イセエビ最高値キロ7100円/宮古島漁協

新春恒例の初競り


約20年ぶりに魚介類が所狭しと並ぶ=4日、宮古島漁業協同組合の魚市場

約20年ぶりに魚介類が所狭しと並ぶ=4日、宮古島漁業協同組合の魚市場

 宮古島漁業協同組合(儀保正司組合長)の魚市場で4日、新春恒例の初競りが行われた。約20年ぶりに魚介類を入れた競り用かごが230個並び、総量1800キロ以上が上場されて活気づいた。

 お祝儀相場のキロ単価はイセエビが7100円の最高値で競り落とされ、次いでアカジンミーバイが3000円で成立した。重さ40・5キロある大物キハダマグロのキロ単価は高騰し1530円で落札された。この大物マグロの落札総額は約6万1000円。2020年は幸先良いスタートを切った。

 多くの漁師は4日の初競りに向け、2、3の両日は出漁した。快晴の影響もあり、水揚げ量に恵まれた。

 漁師らは4日早朝、魚市場に水揚げした魚介類を次々と持ち込んだ。一人一人が魚介類を選別し、競り用のかごに入れて計量し、順番に並べていった。その数は230個に及んだ。

 同組合課長で競り人の川満健勇さんは「競り用のかごが230個も並んだ初競りは約20年ぶりだ。総量が1・8トンも上場され、とても驚いた。うれしい」と興奮気味に話した。

 この日の午前7時半、競り人の威勢のいい掛け声とともに次々と魚介類は競り落とされた。

 高値で成立したキロ単価はマクブが1800円、ミミジャーが1220円だった。

 魚類を初競りにかけた山口修さん(63)は「今年も安全航海で大漁したい。競りの高値を願う」と期待を込めた。


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