冬メロン 全国へアピール
島の駅みやこ 収穫大感謝祭開催
平良久貝にある島の駅みやこ(西里長治駅長)は11日、宮古島メロン収穫大感謝祭2020を開催した。下地敏彦市長ら関係者が、赤肉で濃厚な甘みがある冬メロンを試食し「甘くておいしい」と絶賛し、全国に向けアピールした。
島の駅みやこによると、宮古島産メロンの2019年度売上高は3200万円で、17年度の売上高1300万円と比べると2年で2倍超に急増している。今後の知名度アップによるブランド化で売上高の伸びが予想されている。
この日はイベントを記念して全メロンが10%引きで販売された。多くの買い物客らが品定めしながら買い求めていた。数量限定のメロンが1玉100円で販売されるなど、普段より安価の品々が大好評だった。
オープニングセレモニーには西里駅長、下地市長、JAおきなわあたらす市場の狩俣直子店長、島の駅みやこ出荷者協議会メロン部会の下地伸市部会長、宮古郵便局の國場祐郵便部長、沖縄ヤマト運輸宮古支店の眞榮平孝介支店長の6人が参加。
西里駅長は「宮古島では冬のフルーツが今一つ盛り上がらなかった。マンゴーに次いで冬メロンがいよいよ本格出荷となった」と決意を新たにした。
下地市長は「宮古島の冬メロンは急激にその魅力が固まりつつある。冬メロンを全国に向け盛り上げよう」と意欲を見せた。
次いで下地部会長があいさつし、今後の冬メロンの品質向上や増産に向け気持ちを引き締めた。
引き続きパニパニパラダイスによるライブ、「メロンを当てよう親子〇×クイズ」などが行われた。多くの親子連れや観光客らが初めてのイベントを満喫した。
出荷時期は1期冬メロンが12月~3月、2期春メロンが3月~5月中旬ごろ。