10/16
2024
Wed
旧暦:9月13日 先負 壬 
政治・行政 産業・経済
2011年1月8日(土)9:00

水質浄化でしゅんせつ/トゥリバー地区水路

来月完了、総事業費1億5000万円


水路には架設道路が築かれしゅんせつされていく=7日、トゥリバー地区

水路には架設道路が築かれしゅんせつされていく=7日、トゥリバー地区

  出島方式の埋め立て地「トゥリバー地区(総面積32㌶)」の内側の水路に宮古本島側から流出した土砂が堆積しているとして、市は2009年度からしゅんせつ工事に着手。2月の工期完了に向け大詰めを迎えている。完了後は、干満による水流発生で水質浄化を強化し、水辺に親しむ観光活性化の創出事業などを展開していく方針。

 トゥリバー地区は「平良港コースタルリゾート計画」に基づき93年度に着工し、09年度の起債以外の補助事業で完了した。水路しゅんせつ工事は完了以来、初めて。
 水路しゅんせつ工事は、国の地域活性化公共投資臨時交付金事業で実施。地域成長力の強化や観光の活性化が目的で、2年かけての総事業費は1億5000万円。


 水路は全長約1300㍍、施工範囲の幅5㍍。このうち09年度は二つの水路出入口の計約350㍍で行い、10年度は残り約950㍍をしゅんせつする。今年度の工期は、昨年9月3日~来月28日まで。
 水路には玉石を使って架設道路を築造。海域への汚染防止対策が取られている。道路に重機を導入してしゅんせつ工事を行い、進ちょく状況に合わせて道路は撤去する。


 水路では、これまでシーカヤック体験が展開され、子どもたちの水辺の学習に大きく寄与した。
 トゥリバー地区は2005年、NPO法人ユニバーサル社会工学研究会(東京都)の「水辺のユニバーサルデザイン大賞2005」に選ばれた。既存の海岸を残しての水路、海浜、マリーナなどが高く評価された。



記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年10月12日(土)9:00
9:00

広島から初のチャーター便/JTA

ツアー客112人来島   日本トランスオーシャン航空(JTA)が運航する広島-宮古チャーター便が11日、宮古空港に到着した。ツアー客ら112人が2泊3日の日程で宮古観光を満喫する。同社によると11月は広島を含め4地域からチャーター便が就航するという。

2024年9月21日(土)9:00
9:00

地域クリエイターに学ぶ/商工会議所

講師に中村、安田さん/新商品開発セミナー   宮古島商工会議所は19日、地域クリエイターと一緒に考える特産品ブラッシュアップ&新商品開発セミナーを同所で開催した。中村美樹さん(クリエイティブファクトリー・パパラギ)、安田澄江さん(ミヤコブライド)らが…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!