声掛け事案18件発生/19年宮古島署管内
「いかのおすし」の徹底を
宮古島警察署管内で2019年中に18件の声掛け事案等が発生していたことが分かった。声掛け事案等は前年比1件減少しているが毎年20件前後で推移しており、同署では防犯のための「合い言葉」である「いかのおすし」の徹底を呼び掛けている。
18件の内訳は声掛け11件、付きまとい2件、卑猥(ひわい)、盗撮、のぞき見、誘い込み、その他暴力行為がそれぞれ1件となっており、状況として多いのが小学生への声掛けだという。同署では「声掛け行為は犯罪につながるので注意してほしい。『いかのおすし』を徹底してほしい」と呼び掛けている。
沖縄県警では子どもや女性を対象とした性犯罪等の未然防止を目的として、学校や事業所等に防犯チラシやパンフレットを配布し情報発信活動を行っており、子供たちが危険から自分を守るための「合い言葉」として、▽知らない人にはついて「いか」ない▽知らない人の車には「の」らない▽助けてと「お」おごえを出す▽怖かったら「す」ぐ逃げる▽どんな人が何をしたか家の人に「し」らせる-の「いかのおすし」の周知を図っている。